「ジャギる」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ジャギる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ジャギる」とは?意味

「ジャギる」とは?意味

「ジャギる」には二つの全く異なる意味があり、一つは仲間はずれにされること、もう一つは輪郭線がぼやけてギザギザになってしまうことを指します。

仲間はずれにされるという意味の場合、わざと無視することも含みますが、いることを忘れられたせいで仲間に入れてもらえなかったという場合も含む言葉です。

輪郭線がぼやけてギザギザになるというのは、写真でも映像でもイラストでも起こる可能性がありますが、特に写真の風景ではなく被写体の輪郭がそうなっていることを意味する目的で使われます。

「ジャギる」の概要

「ジャギる」の概要

「ジャギる」が全く意味の重ならない二つの意味を持つのは、それぞれ由来が違うからです。

仲間はずれにされるという意味は、数十年前に社会現象並のヒットをした作品、北斗の拳において、主人公とその兄である北斗四兄弟の内、三男にあたるジャギだけが小物扱いされたり、キャラの掘り下げが浅い、後々出てきたキャラが北斗の兄弟と言った時にジャギだけ含まれていないなど、作中の扱い的に仲間はずれのような扱いを受けていたことに由来します。

輪郭線についての意味は、写真の輪郭線がぼやけてギザギザになってしまう現象を英語でジャギーと言うことが由来です。

仲間はずれにされていたキャラクター名のジャギ、写真の輪郭線に関する現象を指すジャギーを、それぞれ動詞のようにした結果、どちらも「ジャギる」という言葉になりました。

「ジャギる」の言葉の使い方や使われ方

「ジャギる」の言葉の使い方や使われ方

仲間はずれという意味の「ジャギる」は意図的な場合もうっかりしたときにも使われることがあり、「ジャギる」という形ではなく一般的な動詞と同じ活用の形で変形して使うことも多いです。

「旅行に行った職場の同僚のお土産が自分の分だけジャギられてた」その場合という形になります。

一方で輪郭線の方は言葉の形を変えて使うこともありますが、「何度撮っても人がジャギるカメラ」というように「ジャギる」のまま使われることが多いです。

「ジャギる」の類語や言いかえ

「ジャギる」の類語や言いかえ

まず輪郭線の方の「ジャギる」ですがこれに類語はなく、言い換えたい場合は輪郭が「ぼやける」など直接的な意味をそのまま言葉にすることになります。

仲間はずれにするという意味では、「シカトする」「無視する」「ハブる」などが類語になるでしょう。

「ジャギる」はこういった仲間はずれにする側ではなくされる側なので、シカトされる、ハブられるという形で言い換えます。

まとめ

まとめ

元ネタ自体は漫画アニメ作品が由来である仲間はずれの「ジャギる」の方が古いのですが、言葉としては輪郭の「ジャギる」の方が以前から使われていて、仲間はずれにされることを「ジャギる」と表現され始めたのは比較的最近です。

スラングとして仲間はずれにされることも「ジャギる」というようになりはしましたが、元ネタが古いこともあって、輪郭の「ジャギる」の方が使われている場面は多めのようです。

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