この記事では、「チラ裏」の意味を分かりやすく説明していきます。
「チラ裏」とは?意味
「チラ裏」とは?意味
「チラ裏」とはチラシの裏や、チラシの裏のような誰も見ないような所、自分しか見ず人目につかない場所を指します。
そしてそういった場所に書かれるような中身がなかったりくだらない、自己満足のような文言を指すこともある言葉です。
また自分にとってそのように好きなこと、中身がない話を書いても良い場所だと認識した場所も「チラ裏」と呼ばれることもあります。
「チラ裏」の概要
「チラ裏」の概要
現在では新聞を取る人も減っており、新聞に挟まれているチラシも両面印刷のものが多いですが、昔は新聞を取っている家庭がほとんどで、毎日のように片面印刷だけのチラシが挟まれていました。
そのためチラシの裏はメモ代わりに走り書きしたり、子供が落書きをする紙として重宝されていた過去があります。
そしてインターネットの掲示板であまりにも内容がなく、私事で、人に聞かせるような話でもない書き込みに対して、チラシの裏にでも書いてろという文句が付けられ、それが定着し短縮されて使いやすくなった言葉が「チラ裏」です。
「チラ裏」の言葉の使い方や使われ方
「チラ裏」の言葉の使い方や使われ方
「チラ裏」は由来となった言葉通り「チラ裏にでも書いてろ」という形で使われます。
それだけでなく「チラ裏だけどこの近所で良い物見つけた」というように、これからする発言が大したことのない文章だという前置きとしても使われる言葉です。
またそういった自分でもくだらなくて、他の人に「チラ裏」と言われそうな文章を書き込む場合、最後に「ここは俺のチラ裏」と他の人から言われないようにする予防として使われることもあります。
どのような使い方をするにしても、「チラ裏」と言われる文章は、人が聞いても毒にも薬にもならないような、くだらなくて無価値な文言だと思われる文章です。
「チラ裏」の類語や言いかえ
「チラ裏」の類語や言いかえ
「チラ裏」のように人に聞かせるような話ではないだろうという文句としては、「壁にでも話してろよ」や「壁に向かってしゃべってろ」があります。
自分語りがしたくて相手がどう思うかも考えないなら、何に喋っても同じだから、一人で勝手に話していればいいという、強い罵倒です。
自分がこれからする話が大したことないという前置きとしての「チラ裏」の類語としては、「箸にも棒にもかからない」という言葉もあります。
ただしネットスラングの言い換えとしてはやや硬いというか古い印象を与える言葉ですし、単純に慣用句として長いので、言い換えることはできても実際に言い換えとして使われることは少ないでしょう。
まとめ
まとめ
「チラ裏」は自虐や謙遜的に使われることもありますが、人に対して使う場合、かなりあたりの強い言葉として捉えられる事が多いので、他人に対して使う場合は気をつけなければいけません。
他愛のない話をするのも楽しいものですが、ネット上での書き込みは不特定多数の人としている話になっていることもあるので、あまりにも薄すぎる話をすると「チラ裏」と言われる可能性があります。