木へんに冬で「柊」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、「柊」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「柊」の読み方

「柊」の読み方

「柊」という漢字は訓読みでは「ひいらぎ」、音読みでは「しゅう」と読みます。

「柊」の漢字の意味や解説

「柊」の漢字の意味や解説

「柊」という漢字は「ヒイラギ」のほか、中国では「バショウに似た小木の名」という意味が含まれています。

「ヒイラギ」はモクセイ科モクセイ属に分類される植物です。

トゲ状の鋸歯をもつ葉のほか、甘い芳香を放つことや、冬には白い小花をつけることが特徴です。

「ヒイラギ」という名前は葉にある棘に触れるとヒリヒリと痛むことに因み、日本語の古語で「ヒリヒリと痛む」という意味を表す動詞「疼(ひひら)く」「疼(ひいら)ぐ」の連用形「疼(ひひら)き」「疼(ひいら)ぎ」から命名されたと言われています。

また、「ヒラギ」という別名でも呼ばれることがあり、学名の種小名は若木にある葉の鋸歯が老木になると無くなってしまうことから「異なる葉」という意味を指しています。

トゲのある葉や堅くしなやかな幹、強靭な耐久性を持っていることから防犯目的で生け垣に植えられることが多いです。

また、古くより「ヒイラギ」は邪気を払ってくれると信じられており、魔除けの縁起木として庭木として用いられてきました。

「柊」の地名や名前での使われ方

「柊」の地名や名前での使われ方

・『西洋柊:セイヨウヒイラギ=モチノキ科モチノキ属に分類される常緑小高木』
・『柊南天:ヒイラギナンテン=メギ科メギ属に分類される常緑低木』
・『柊町:ヒイラギチョウ=愛知県と京都府に所在する町の地名』

まとめ

まとめ

「柊」は訓読みでは「ひいらぎ」、音読みでは「しゅう」と読む漢字でした。

「柊」という漢字にはモクセイ科モクセイ属に分類される植物である「ヒイラギ」という意味が含まれています。

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