この記事では、「綿密」と「緻密」の違いを分かりやすく説明していきます。
「綿密」とは?
「綿密」とは?
綿密は、めんみつと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、目が細かいやわたといった意味を持つ綿の漢字に、細かく行き届いているといった意味を有する密の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ綿密は、詳しく細かいや隅々まで注意が行き届く事を表すのです。
「綿密」の言葉の使い方
「綿密」の言葉の使い方
綿密は、細かい所まで注意が行き届いているという意味の言葉として使われています。
主に計画や行動に使用される事が多いため、細やかな気配りといった意味も含まれていたりするのです。
「緻密」とは?
「緻密」とは?
緻密は、ちみつと読むべき言葉となっています。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、きめが細かいとか、行き届いて詳しいという意味の緻の文字に、隙間がないや、きめ細かい等の意味がある密の文字を加える事で完成した言葉です。
以上の事から緻密は、布や紙等がきめ細かい事や、細かい部分まで注意が行き届いて手落ちがない事を示します。
「緻密」の言葉の使い方
「緻密」の言葉の使い方
緻密は、細かい所まで注意が行き届いているといった意味として用いられる言葉です。
他にも布地や紙といった物体が、きめ細かいという意味としても使用されています。
「綿密」と「緻密」の違い
「綿密」と「緻密」の違い
綿密と緻密の漢字表記を比べれば、最初の漢字が綿と緻という違いがある事に気付けるものです。
所がもう1つの漢字は同じ密であり、どちらも細かい部分まで注意が行き届くという同じ様な意味合いを持っています。
所が緻密の方は、紙や布地といった物体がきめ細かいという別のニュアンスの意味も所有しているのです。
まとめ
まとめ
2つの言葉には、同じ漢字が使われている上に、どちらも隅々まで注意が行き届くという、同じ様な意味を持っています。
ですが示す意味合いの幅には相違点もあり、緻密の方は、布地や紙がきめ細かいという物質的な意味も表現するのです。