「ドジっ子」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

人のタイプを意味する言葉として使われる「ドジっ子」は具体的いどんな人を指しているのでしょうか。

今回は、「ドジっ子」の意味と関連用語について解説します。

「ドジっ子」とは?意味

「ドジっ子」とは?意味

「ドジっ子」とは、「失敗の多い人」を意味する言葉です。

「ドジっ子」の概要

「ドジっ子」の概要

マヌケな失敗や不注意によるミスのことを「ドジ」といいます。

「ドジっ子」とは「ドジの多い人」つまり「マヌケな失敗やうっかりミスを悪気なくしてしまう人」を表す言葉です。

一般的には都市の若い女性に対して使われますが広義では男性や年配の人に対しても用いられます。

「ドジっ子」という言葉には「可愛げ」の要素が含まれています。

失敗やミスが多くてもどこか憎めずついつい許してしまうような愛嬌のある人が「ドジっ子」であり、ただ単に失敗が多い人とは明確に区別されています。

失敗の内容もお茶をこぼしたりなにもないところで転んだり忘れ物をしたりなど迷惑であっても重大ではないものがほとんどで、深刻な影響を及ぼすような重大な失敗はそもそも重要な仕事を任されることが少ないのでどじな様子から想像されるほどは起こしません。

「ドジっ子」は無意識で失敗をしてしまう「天然」タイプですが本人の自覚によって周囲の扱いは大きく変わります。

「ドジっ子」であることを自覚し改善したいと思いながらもミスを繰り返してしまうタイプの人は周囲にあきれられつつも優しく見守ってもらえますが、自分は能力が高くできるタイプだと何の根拠もなく過信しているタイプの「ドジっ子」は非情にやっかいです。

このタイプの人が身近にいると失敗に振り回され尻拭いに追われることになります。

悪気がない失敗であっても本人が悪びれていないと腹が立つのは当然で、ミスを反省しないせいで人間関係が悪化し何度も職場を追われる人もいます。

漫画やアニメなどの世界では「ドジっ子」がひんぱんに登場します。

特にギャグマンガではマスコットキャラクターとして人気を獲得することが多く、萌えの対象として人気の属性です。

「ドジっ子」の言葉の使い方や使われ方

「ドジっ子」の言葉の使い方や使われ方

・『ドジっ子のせいで気が休まらないが不思議と憎めない』
・『あの子はドジっ子なので手伝いを頼むとかえって仕事が増えてしまう』
・『落し物や忘れ物が多いのは典型的なドジっ子の特徴である』
・『ドジっ子で許されるのは子どもの間だけで30歳を過ぎたら自覚を求められるのは当然だ』

「ドジっ子」の類語や言いかえ

「ドジっ子」の類語や言いかえ

・うっかりさん
「うっかりミスが多い人」を指す言葉です。

注意していれば防げたのに思い込みや先走りによる不注意でミスを繰り替える人を表します。

可愛げを含んだそれほど腹を立てていない相手に対してのみ使う言葉です。

・トラブルメーカー
「しばしばトラブルを起こす人」を意味する言葉です。

ドジの内容が悪質だったり被害が大きかったりすると「ドジっ子」としてある程度可愛がられる立場から厄介者を意味する「トラブルメーカー」に扱いが変わります。

まとめ

まとめ

フィクションの世界では可愛らしく感じられる「ドジっ子」ですが現実で遭遇するとかなり面倒な相手です。

本人が改善したいと思っているのなら協力しても構いませんが、無自覚悪いとも思っていない場合は面倒事に巻き込まれないようそっと距離を置くのが正解です。

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