木へんに王で「枉」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、「枉」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに王で「枉」の読み方

木へんに王で「枉」の読み方

「枉」という漢字は訓読みで「枉(ま)がる」「枉(ま)げる」と読み、音読みでは「オウ」と読みます。

「枉」の意味や解説

「枉」の意味や解説

「枉」という漢字には「まがる」「無理にする」「まげて」「わざと」「無駄に」「いたずらに」という意味が含まれています。

「枉」は大地を覆う木の象形である「木偏」に支配権の象徴として用いられたまさかりの象形である「王」を組み合わせて、成り立った形声文字です。

「枉」の熟語での使い方や使われ方

「枉」の熟語での使い方や使われ方

・『冤枉』【えんおう】
「無実の罪」「冤罪」「濡れ衣」を意味する言葉です。
・『邪枉』【じゃおう】
「邪でまがっていること」「邪に虐げること」を意味する言葉です。
・『誣枉』【ふおう】
「事実をまげてこじつけること」を意味する言葉です。
・『枉駕』【おうが】
「乗り物進路を変えて、わざわざ訪問すること」「相手の来訪を敬った語」「ご来駕」を意味する言葉です。
・『枉屈』【おうくつ】
「体をかがめ、謙虚な態度で来訪すること」「道理をまげて抑えつけられ、屈服すること」を意味する言葉です。
・『枉顧』【おうこ】
「人の来訪を敬った語」を意味する言葉で、貴人が乗り物の方向を変えて、自分を顧みる意に由来しています。
・『枉死』【おうし】
「災いにあったり、殺害されて死ぬこと」を意味する言葉です。

まとめ

まとめ

「枉」は訓読みで「枉(ま)がる」「枉(ま)げる」と読み、音読みでは「オウ」と読む漢字です。

そして、「枉」には「まがる」「無理にする」「まげて」「わざと」「無駄に」「いたずらに」という意味が含まれています。

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