この記事では、若者の間で面白い表現として使われているスラング用語「プギャー」について詳しく説明していきます。
「プギャー」とは?意味
「プギャー」とは?意味
発言した相手を高笑いするときに使われているのが「プギャー」であり、あきれて笑ってしまう状態を表します。
わざと大笑いする様子を見せることで相手に苛立ちと衝撃を与えることが目的であり、精神的に落ち込ませるためにわざとらしく豚が鳴いているような意味合いの言葉を浴びせかけるわけです。
この言葉は、元々は笑いを抑えきれずに「プッ」と人が声を漏らしてしまうだけでなく、よりいじり倒す意味が含まれる「ギャハハ」とかなり大声で笑い声をあげながら相手を見下したようにあざ笑い、煽るときにも使われています。
「プギャー」の概要
「プギャー」の概要
2004年頃から掲示板に登場した「プギャー」は、相手の笑える言動や行動を馬鹿にする意味で使われていた言葉です。
“Twitter”(ツイッター)で使われるようになり、可愛らしいスラング用語でありながら人の滑稽な行動や言動をあざ笑うときに使えると話題になり、10代の学生の間で頻繁に使われるようになりました。
「m9」と入力すると、まるで相手を指差しているように見えますが、小指を「m」と表し、人指し指を「9」と表現するところが話題となります。
このm9の右横に笑っている絵文字を入力すれば本当に相手を馬鹿にしたような表現方法になりますし、その横にまた指差す文字を入力すればさらに力強く馬鹿にする意味を伝えられます。
「プギャー」の使い方や使われ方
「プギャー」の使い方や使われ方
掲示板でやり取りしている相手から「プギャー」と書かれることで、自分のことを馬鹿にしていることが判明する場合があります。
掲示板ではまったく知らないユーザーからコメントに「m9プギャー」と書いて相手を指名して笑う気持ちを伝えるときに使われていますし、真剣な話をしていても蹴り落とす感じで「相手にしない」という気持ちを「プギャープギャー」と書いて返信する場合もあります。
類義語には「プゲラ」があり、やはり相手の愚かな言動や行動を馬鹿にしつつ笑うという意味があり、「プッ」と「ゲラゲラ」と笑ってしまう様を表しますが、「プギャー」よりも見下す気持ちが強くなる言葉です。
「プギャー」を使った例文(使用例)
「プギャー」を使った例文(使用例)
・『嫌味なことを言う奴を避けていたら、コメントに「プギャー」と書かれていて驚いた』
まさか自分のコメントに一言だけ言葉を書き込むなんて、かなり衝撃的で残念に思うわけです。
・『友達だと思っていた女の子に恋愛の悩みを相談したら、プギャーと馬鹿にした返信が送られてきてがっかりする』
真剣に恋愛の悩みを相談すれば、たった一言で片付けられてしまった自分の情けなさとやるせなさに悲しくなる人もいます。
・『掲示板でやり取りする人がからかってきたので、自分もお返しにプギャーと書いたら音沙汰がなくなった』
お返しに嫌味を込めて言葉を書いたら苛立って絶交されることもありますので、使うタイミングと相手をよく見てから使うことが大切です。
まとめ
まとめ
嫌味たっぷりに自分が笑っている様を4文字で簡単に伝えられるのが「プギャー」です。
少し遠まわしに相手をあざ笑う意味も伝えられる言葉ですので、受け付けないと感じる相手の言動に焦点を当てて使ってみたり、笑ってやるわと思うときさりげなく使ってみるのもいいでしょう。