「親フラ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「親フラ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「親フラ」とは?意味

「親フラ」とは?意味

「親フラ」とは自分がいるところに親が突然来る状況や、そうなる予兆です。

特に配信中や誰かとのネット通話中に、同居中の親が入ってくることを指す場合が多いですが、一人暮らししている子供の家に親が様子見に来ることも「親フラ」と言うことも少なからずあります。

単純に親が来るというだけでなく、親には秘密にしておきたいことをしている最中に親が来ることや、親が来ると困るタイミングで親が来そうという意味合いを込めて使われることが多い言葉です。

「親フラ」の概要

「親フラ」の概要

プログラム用語で何かを実行する条件がフラグと言い、親が来る予兆があったということを、親が来るフラグが立ったという比喩表現にして、それを略した言葉が「親フラ」です。

親がフラッと立ち寄ったという意味ではありません。

配信中に配信を視聴していたユーザーの発言から生まれた言葉です。

配信中に親が入ってくるとそれが拡散して大事になったり、そういった事態を避けるために配信が中断されたりと大慌てになりがちなので、親が来そうだと思った視聴者が親フラグが立ったと発言し、その言葉が広まって「親フラ」へと形を変えて行きました。

「親フラ」の言葉の使い方や使われ方

「親フラ」の言葉の使い方や使われ方

「親フラ」はネットのライブ配信で、「配信中の声を親に注意されたので親フラ対策に声小さめにします」「誰か来たっぽいけど親フラ立ってない?」というように配信者や視聴者が使う事が多い言葉です。

他にも「数年帰省してなかったから母親が旅行ついでに親フラしてきた」というように、突然親が来たという意味で使われることもあります。

「親フラ」の類語や言いかえ

「親フラ」の類語や言いかえ

誰かが配信中にやってきたことを突撃と表現し、それを短縮して捩った「凸」という言葉があり、「親フラ」「親凸」と言いかえる人もいますが、殆どの場合「親フラ」が使われます。

また親以外の同居している家族が配信中に姿を表すことを、兄なら「兄フラ」、姉なら「姉フラ」、祖父母なら「じじフラ」「ばばフラ」など、その相手を表す言葉にフラを足す形にした言葉も、「親フラ」の類語です。

また何かが起きる前兆をプログラムのフラグに例えた言葉としては、創作でキャラクターが死亡する前にやりがちな言動を指す「死亡フラグ」、逆に死んだと思いきや実は無事だったと言う展開に繋がりがちな要素を指す「生存フラグ」なども、フラグ部分を中心とした類語と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

配信における「親フラ」は、配信に水を差されるというのも問題ですが、配信者にとっては単純に恥ずかしかったり、プライバシー保護や身バレといった観点からも問題があるので、馬鹿にできない問題です。

ただし「親フラ」という言葉自体はそこまで深刻に捉えずに使われることも多く、冗談めかした感じで、気楽に使われている場合も多いでしょう。

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