「脳筋」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「脳筋」【のうきん】を取り上げて、若者がどのように使っているのか例文も含めて説明します。

「脳筋」とは?意味

「脳筋」とは?意味

腕や腹、胸だけではなく、頭の中の脳みそまで割れている筋肉だという意味があるのが「脳筋」【のうきん】と言い、知識は乏しいですが、体力だけの頭が弱い人であると蔑む気持ちを表します。

筋肉質で素敵な体系かもしれませんが、鍛えているだけで勉強はしないので、頭の中はからっぽで頼りにならないと意味が込められているわけです。

ゲームでは仲間を助けるとき自分が持つ体力を使い、積極的に前へ進むという「脳筋」は、何も考えず正義感に流されるまま人を助けられるところがプレイする人に選ばれ、周囲を楽しませるところでもあります。

「脳筋」の概要

「脳筋」の概要

現実的で口で話すよりも手足が出て行動する「脳筋」は、筋肉を鍛えれば前向きに進められると思っているため、駆け引きはせず、すぐ実行に移せるよう話を進める人が多い傾向が見られます。

あまりいい意味で使われないときは「脳筋」を揶揄するときに使いますが、反対に頭脳が使える登場人物と組めば体力がある「脳筋」は莫大な力が出せるキャラクターになるわけです。

過去には「脳筋」というゲームがあり、脳の筋肉をほどよく勉強して鍛える人は頭が良くなると人に勧めて販売すると多くの人が購入する人気ゲームとなりました。

「脳筋」の使い方や使われ方

「脳筋」の使い方や使われ方

頭の中が鍛えられた筋肉がぎゅうといっぱい詰まったように感じる人に対して「あの人は脳筋で困った」と思うときや、「ただの脳筋な人かと思っていたら違った」と自分が思う気持ちを表すときに使われています。

頭が弱い「脳筋」には何を言ってもなかなか言っていることが理解できないので、複雑なことは言わないようにしたり、面倒な問題は与えないようにしてほしいと使うわけです。

SNSでは「脳筋ゴリ押し」と支持する気持ちを表し、いかに脳が鍛えられている人が気に入っているかを表すことがあります。

「脳筋」を使った例文(使用例)

「脳筋」を使った例文(使用例)

・『あの人は根っからの脳筋野郎で、難しい言葉を使って説明しないよう工夫することが必要だと感じる』
頭が弱そうな「脳筋」には難しい言葉を使っても理解しにくいと思うので、なるべく分かりやすく言葉で話すことが必要だと感じる人もいます。

・『プロテインを飲み、筋肉の話ばかりする近所の女性は美人だが脳筋のようで残念に感じる』
朝昼晩プロテインを飲み、通っているジムの話をして腕の筋肉を見せる女性は美人でも恋愛の対象にならないと思う男性は多いでしょう。

・『脳筋だと思っていたら、被災地でリーダーシップを発揮して多くの人の心に寄り添って助けたことに感動する』
人の言うことに流されて、自分の意見も言えないと思っていたのに人を救い、心に寄り添うという素晴らしい活動を自らの考えで行える知識人であったとき驚きと感動に包まれるわけです。

まとめ

まとめ

頭の中が筋肉で仕上がっているとからかい、馬鹿にする意味をこめて呼ぶのが「脳筋」であり、相手を見下す意味として使われている言葉をご紹介しました。

何を言っても理解できず、行動も周りに合わせられないような人を、少しオブラードに包んで揶揄するときに使ってみるといいでしょう。

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