この記事では、「マミる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「マミる」とは?意味
「マミる」とは?意味
2011年の1月から始まったアニメ魔法少女まどか☆マギカにおいて、主人公たちより先に魔法少女になり、主人公サイドで明確に唯一魔女と戦える存在だったキャラクター、巴マミが魔女に首から上を喰われて死んでしまうという衝撃的な展開から生まれた言葉で、首をはねられてしまう、非業の最期を遂げてしまうという意味合いで使われる言葉となっています。
また、シチュエーション的に取り返しがつかない失敗をするという意味合いもあります。
古い言葉では首ちょんぱという言葉が同義語と言えます。
ゲームなどではそう首が飛ぶ描写はありませんが、マンガでの描写や、フィギュアやプラモデルを組み立てる際にマミるというケースはありえます。
「マミる」の概要
「マミる」の概要
首がはねられるという描写自体は昔から残虐描写としてあったものですが、魔法少女まどか☆マギカという可愛らしい絵柄の作品、いかにも主要キャラクター的な造形をした人物がこうなるというのは非常にインパクトのあることではありました。
この描写から作品は一気にダークなものであることを明確化していきます。
また、作品では時間を戻すという要素があるためこのような大胆なシーンが描ける部分もあるのですが、非常に成功した描写ということが出来るでしょう。
例えば絵本、アニメのアンパンマンは頭が交換できて頭が交換されると元気を取り戻すというアイデアがありますが、このアイデアに残虐さを見出す人は相当少ないと言えます。
また、機動戦士ガンダムにおいて、モビルスーツであり生命体ではないガンダムが頭を失っても戦うシーンは名シーンは、残虐描写として今に残っているわけではありません。
「マミる」の言葉の使い方や使われ方
「マミる」の言葉の使い方や使われ方
「地震の影響で倒れたフィギュアがマミってた」「会社においてマミる」「キン肉マンで久々に戦ったティーパックマンがマミられてしまった(二度目)」などの使い方が挙げられます。
首から上を失うというシーンに対して使うという性質のため、架空の作品などに対して使うケースが多くなります。
取り返しのつかない失敗をしてしまうという意味でもそれなりに使えますが、身体的ダメージがなかったとはっきりわかるように書かないと余計な詮索を生みかねない危険性のある言葉で、「車を運転してマミる」では何が起きたかと読む人を焦らせる部分もあります。
「マミる」の類語や言いかえ
「マミる」の類語や言いかえ
「首がもがれる」 「首ちょんぱ」「機動戦士Vガンダムでの「母さんです」という状態になる」など不吉なものばかりです。
失敗するという意味合いはそのまま失敗する、やらかすというなどが類語と言えます。
まとめ
まとめ
マミるは2011年のアニメ発祥の言葉で、それ以前には似たシーンはあっても言葉そのものはありません。
首が取れるという不吉さがある言葉なので、会社でクビという意味でも使えなくはありません。