「もう許してやれよ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「もう許してやれよ」【もうゆるしてやれよ】を取り上げて、意味や例文を説明していきます。

「もう許してやれよ」とは?意味

「もう許してやれよ」とは?意味

インターネット上では、よってたかって一人のユーザーを言葉で叩き、追い込むような場面に遭遇したとき「もう許してやれよ」【もうゆるしてやれよ】と言って止めるときに使います。

とくに、本人はそこまで悪いことをしたわけではないというのに誹謗中傷されていたり、汚い言葉を投げかけられているようなとき周囲の興奮をなだめるように「もう許してやれよ」と言って、人々の苛立ちを抑えるわけです。

反対に、追い込まれるような場面では救ってあげるように使い、その場から解放してあげるときも使われています。

「もう許してやれよ」の概要

「もう許してやれよ」の概要

言葉の発祥となったのは、米倉涼子が登場してコメントする『FNS 5000番組10万人総出演』という生放送番組の「がんばった大賞」でのことでした。

米倉さんが話しているといきなり雑音が聞こえて、その後に笑い声が入ったのですが、番組を楽しんでいた視聴者がもしかするとおならをしたのだろうと推測したことで、2ちゃんねる掲示板に米倉涼子を取り上げたスレッドが立ち上がり、ユーザーたちがこの話題で盛り上がります。

なかには米倉さんをいじり、精神的に傷つくような言葉も書き込む人も出てきたため、見かねた人が「もう許してやれよ」と言ったわけです。

そこに彼女の本音を表すかのように「絶対に許さない」と書き込む者まで出てきて、さらに話題となったわけです。

「もう許してやれよ」の使い方や使われ方

「もう許してやれよ」の使い方や使われ方

掲示板では「もう許してやれよ、他の話がしたいから」と相手に伝えて、間違った言葉を発して他人を傷つけた人が責められているところを救うときに使います。

その場を盛り上げるとき「このへんでもう許してやれよ」と書けば他のユーザーにいい刺激を与えて、スレッドでやり取りする人を楽しませて盛り上げる言葉にもなります。

一方的に苛立ち、怒りを表す人の気持ちをなだめるため悲しい気持ちでいる人の間に入り、仲介するとき「もう許してやれよ」と伝えます。

怒っている方も大人気なかったと反省したとき笑顔の絵文字を表記しつつ「絶対に許さない」と冗談を交えながらやり取りする場合もあるわけです。

「もう許してやれよ」を使った例文(使用例)

「もう許してやれよ」を使った例文(使用例)

・『私が留守のとき兄が勝手に部屋に入って掃除していたので、本当に腹が立つ』『♯もう許してやれよ』
兄は良かれと思って妹のために部屋を掃除したのですが、どうも勝手に入っているところが許せないと思う人に対して「許してやってほしい」とSNSでは伝えるわけです。

・『浮気した人がインタビューされて涙を流して謝罪したが、わざとらしくてうっとうしい』『もういいだろう。許してやれよ』
どこか演じているような雰囲気が伝わる謝罪会見を見ていて違和感を感じる人に、もう他人が口を出すことではないから許してあげてほしいと伝えます。

・『バブル時代の男性が着るスーツの肩幅がすごいことに突っ込みたくなる』『もう許してやれよ。そこは触れないでおこう』
バブル時代、男性が着るジャケットの肩幅が異様に角ばっていたことを突っ込む人に、許してやりなという気持ちを込めて使うわけです。

まとめ

まとめ

周囲に責められている人をかばうときや、悪いと思うが情けをかけてあげようと思うとき「もう許してやれよ」と言うことで人々の怒りが和らぎ、トラブルを回避できる言葉になります。

その板が盛り上がっていないと思うときさりげなく使えば、ユーザーの気持ちを変えて楽しいスレッドにできるでしょう。

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