「やれやれ系男子」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「やれやれ系男子」【やれやれけいだんし】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「やれやれ系男子」とは?意味

何事に対しても意欲がなく、消極的な考え方するのが「やれやれ系男子」【やれやれけいだんし】と言います。

とくに、人と集まっているとき自分の方からやる気を見せることなく、なんとなく周囲に流されるまま物事をやるところがまるで「仕方がないからやってやるか」という気持ちが見えるわけです。

負かされることが嫌で存在感を消したり、人が楽しい話をして盛り上がっているのに、どこか面倒くさいという感じでうんざりする表情を見せます。

動くときは「やれやれ」と言って重い腰をあげるようにやっと動き、物事に取りかかる人を指します。

「やれやれ系男子」の概要

2003年に話題になった『涼宮ハルヒの憂鬱』に登場するキョンという主人公がまさに「やれやれ系男子」であり、周囲が盛り上がっているのにちっとも楽しい感じではなく、冷静で感情を表に出さないところがつまらないは、みんなと楽しもうという気持ちが感じられません。

恋愛においては異性にちやほやされても冷ややかで、相手にしないという気持ちが見える態度が、人から「やれやれ系男子で残念」と思わせるところなのです。

冗談を言っても笑わないは、挨拶ができないなど一緒にいてもつまらなさを感じさせる「やれやれ系男子」は人に関わることが苦手なところが見られます。

「やれやれ系男子」の使い方や使われ方

人と楽しむことが面倒と感じる男性がやっと行動するとき「やれやれ系男子だわ」と言ったり、「面倒なやれやれ系男子だ」と警戒する意味を込めて使う場合もあります。

やる気がなく、積極性が感じられない男性を指して「あんなやれやれ系男子とは遊べない」と苛立つ気持ちを表すわけです。

無気力な表情であれば「あそこにいる人は、やれやれ系男子の手本のようだ」と言ってみたり、やる前からうんざりする態度を見せるときは「やれやれ系男子は感情を表に出さないな」と言います。

とくに、アニメ好きな人に「行動力がある女子が好きなやれやれ系男子が多い」と対照的なタイプを好む傾向にあると使います。

「やれやれ系男子」を使った例文(使用例)

・『やれやれ系男子に告白したのに軽くあしらわれてしまい、悲しい気持ちになってしまった』
告白したのに、見向きもされなかった女性が告白しなければよかったと思うほど落ち込む気持ちを表しています。

・『職場にいるやれやれ系男子は何度誘っても断るが、やっと気持ちを変えて一緒に食べられるようになった』
何度誘ったことで、やっと一緒に行動しようと思うようになるタイプであり、周囲が根気よく付き合うことが必要なのです。

・『いつもは恋愛に消極的であるやれやれ系男子なのに、合コンになるとやる気を出すところがいかにも彼らしい』
恋愛の話をしても自分には関係ないという顔してみせるというのに、合コンになると積極的になる姿に周囲は驚きます。

まとめ

いつも周囲と盛り上がろうと頑張る様子もなく、どちらかといえばやる気も感じさせないのが「やれやれ系男子」に見られる傾向です。

そんな男性がいて気になるときは興味を示すような話してみたり、心を惹き付ける誘い方をしてみるのもいいでしょう。