テレビドラマやアニメなどに関する話題で使われる言葉「神回」とはどのような意味なのでしょうか。
今回は、「神回」の意味と類似表現について解説します。
「神回」とは?意味
「神回」とは?意味
「神回」とは、「テレビドラマやアニメなどの複数羽で構成される作品のうち傑出して出来栄えが優れている放送回」を意味する言葉です。
「神回」の概要
「神回」の概要
「神回」の「神」とはネットスラングの一種で「神がかっているほど優れている」「神としてあがめたくなるほど素晴らしい」という意味合いを持ちます。
「神回」の「回」とは「放送回」を意味する言葉でありふたつの意味を合わせた「神がかっているほど素晴らしい出来栄えの放送回」が「神回」の意味になります。
脚本の出来が素晴らしかったり演出が圧倒的だったり作画のクオリティがずば抜けていたりなど「複数ある放送回のうちその回だけ明らかに出来がよく他の放送回と比べてもとてもよくできている回」が「神回」です。
ネットスラングの中でも特にアニメオタクが好んで用いていた言葉ですが大手掲示板サイト「5ちゃんねる」や動画投稿サイト「ニコニコ動画」などで使われるようになるとアニメオタク以外のようにも浸透し、現在ではテレビドラマや連載漫画やドキュメンタリー番組などに対しても使われている言葉です。
もともとは他の放送回を圧倒するほど圧倒的なクオリティで作られた放送回を指す表現でしたが言葉の広まりとともに少し出来が良い程度でも使われるようになり、現在ではたんに「出来のよい回」「好きな回」程度の軽い意味で用いられるケースが増えています。
「神回」という表現はその人にとっての主観的な判断が基準になっています。
自分にとって出来がよく思えるえて好きだという気持ちがあれば他者の評価とは別に使われるのが「神回」という言葉です。
その意味では「自分にとって出来がいいと思える放送回」「強い思い入れがある回」という意味合いで表すのが適切ですが、人気投票のような形で「神回」を決めるイベントが行われるなどそれぞれの評価をまとめて見解を一致させようという動きも見られます。
「神回」の言葉の使い方や使われ方
「神回」の言葉の使い方や使われ方
・『第3話は涙なしに見られない神回だ』
・『この作品の21話は神回として知られている』
・『マジ凄すぎ、控えめに言って神回』
・『8話と11話のどっちが真の神回かで意見が分かれた』
「神回」の類語や言いかえ
「神回」の類語や言いかえ
・神作品
「圧倒的に出来が良く素晴らしい作品」を意味する言葉です。
「神回」が作品の中の1話が素晴らしいことを表すのに対し、こちらは作品そのものが素晴らしいことを表します。
・神展開
「話の展開が素晴らしいこと」を意味する言葉です。
予想もしないこれまでに見たことのないような素晴らしい展開を指す言葉で演出や作画などのクオリティは含みません。
・神アニメ
「存在そのものが素晴らしいアニメ」を意味する言葉です。
作品そのものの出来だけでなく自分への影響力なども加味して評価されます。
まとめ
まとめ
「神回」という表現はネットスラングとして誕生しましたが今では一般層にも使われています。
これから見かける機会が増えていく言葉なので意味を知っておきましょう。