「dqn返し」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「dqn返し」の意味を分かりやすく説明していきます。

「dqn返し」とは?意味

DQN行為と言われるような法律すれすれ、卑劣さや低劣さのある嫌がらせを受けたことに対して、同じような方向性の仕返しをするという意味で、ドキュンがえしと読みますが、発声して使うことはまずなく、インターネット掲示板などの話題として使われるケースがほとんどです。

dqn返しのdqnはインターネットスラングのdqnと同じ意味となり、テレビ番組「目撃ドキュン」という番組から来ているとされ、人生相談などで社会規範を外した荒れた生活だった人などが多く紹介されたことから来ています。

ただしdqn返しは行為に対しての反撃と言った意味合いが強く、人をdqnと指す意味合いはやや薄いと言えます。

「dqn返し」の概要

仕返しという要素が強くなっていますが、相手にされたことと近く、社会ルールを無視したかのような方法での仕返しということになることがdqn返しの特徴で、相手にされたことを警察に通報する、録音、動画撮影などでインターネットに上げるなどの方法は使われません。

仕返しの要素がないとかなり危険な嫌がらせ行為となってしまい、仕返しという大義名分があるからこそかろうじてできる行為と言えます。

なお、相手も悪いことをしたという自覚がある、またはバレたらまずいことをしたという背景があるためdqn返しに出ることが可能と言えます。

dqn返し自体は本来褒められた行為ではない部分があり、完遂できなかった場合、非常に危険でもあるという欠点があります。

ちょっとした嫌がらせ行為を受けた程度では相手に刑罰を与えられないという側面があるのもdqn返しが発生する理由とも言えます。

例えば家の壁にスプレーで落書きされたとしてその場面を撮影しない限りは犯人に処罰を与えられず、費用手間の面の問題が圧倒的に大きいため、裁判まで進む人はそう多くはないでしょう。

とは言えdqn返しを勧めるということは公にはできません。

「dqn返し」の言葉の使い方や使われ方

「dqn返しに成功したので掲示板で報告する」「dqn返しするくらいなら警察に突き出したいけど警察もなかなかこんな小さいことでは動いてくれない」「dqn返しせざるを得ないほど嫌がらせにあってきた」などの使い方があります。

「dqn返し」の類語や言いかえ

仕返し、目には目を歯には歯を、やり返す、倍返し、警察に頼れない状況でやり返すなどが類語と言え、人間の相手がいる、やり返すという意味合いが含まれます。

カラスがいたずらして仕返しをしてもdqn返しとは言いません。

まとめ

dqn返しは不法行為に対して不法行為で返すような状況で、傍から見るとあまり褒められた状況ではないのですが、軽犯罪に社会的制裁や警察力がそれほど働いていないことも背景にあります。

警察によって処置ができればdqn返しもそう多くは起きないとも言えるでしょう。