「伏せ丼」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「伏せ丼」の意味を分かりやすく説明していきます。

「伏せ丼」とは?意味

「伏せ丼」とは?意味

ラーメン屋、食堂において、ラーメンを食べ、スープも一滴残らず飲み干した後にそのラーメンの丼を逆さに置く、伏せる行為を指します。

敬意を表した行為とされていますが迷惑行為であり、全く推奨されません。

実際に行いTwitterに上げる行為もありましたが、Twitterに迷惑行為を上げるのと大差ないことといえます。

風習という説も存在してはいますが、ジョークがもととなって広まってしまったデマらしく、そんな風習はありません。

2016年には存在した形跡がある言葉で、2000年代初頭などには広くは存在していない言葉です。

「伏せ丼」の概要

「伏せ丼」の概要

デマの一例としてかなり広まっており、発祥地域まで検索ができてしまう状況で、さらに実際にした人が出てしまっているところが厄介なところですが、風習として伏せ丼は存在しておらず、迷惑な行為です。

ラーメン屋に行って伏せ丼をしている人を見るというケースはまずないと言えるでしょう。

行為自体が問題になりかねない非常識なものであると言えます。

デマであるためか、皿料理に対する伏せ皿、重箱料理に対する伏せ重などは言葉として存在すらしていません。

外で食べる弁当に関しても箱をひっくり返すということはありません。

家庭内ですらしないほうが良い行為ではあります。

漫画などではできなくはありませんが、非常識な人物の描写となってしまい、作中の制裁の対象となりえるでしょう。

傾向としては嘘で良いマナーを広めようとした江戸しぐさを悪い方向にしたようなデマということができるでしょう。

「伏せ丼」の言葉の使い方や使われ方

「伏せ丼」の言葉の使い方や使われ方

「伏せ丼してるTwitter見たけど通報したほうがいいかな」
「実際には伏せ丼はしないよ」などの例文が挙げられますが、伏せ丼自体が実在しない風習、迷惑行為であるという両面から、迷惑行為に対する会話、デマに対する会話などで現れることはありえますが、「伏せ丼したいくらい美味しかった」と褒め言葉に使うのはかなりリスキーで、店員すらいないクローズな場所で使うのが限界で使わないほうがベターしょう。

「伏せ丼」の類語や言いかえ

「伏せ丼」の類語や言いかえ

「食べ終わった料理の丼をひっくり返す行為」「店員さんに迷惑な行為」「発生地まで設定された風習がらみのデマ」などが言いかえとして使えます。

デマとしては「江戸しぐさ」が類語ではありますが広める意図の有無などには差があります。

目的のないデマであれば類語と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

伏せ丼は迷惑行為であり、デマでもあるという厄介なものです。

飲食店の店主に敬意を表して丼を逆さに置くということになっていますが、旅館の料理などにはこの言葉が適用されておらず、このあたりでもデマであると判断できるでしょう。

言葉として完全消滅しても特に問題ないものですらありますが、インパクトがあり言葉としては残っていくでしょう。

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