「物欲センサー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「物欲センサー」の意味を分かりやすく説明していきます。

「物欲センサー」とは?意味

「物欲センサー」とは?意味

「物欲センサー」とは欲しい物があってそれを入手しようとしている時に限って手に入らないという現象を指す言葉です。

主にゲームにおいて、必要なアイテムを入手しようとそれをドロップするモンスターを倒しているのに、そういう時に限っていくら倒しても目当てのアイテムが出てこないという状態や状況を起こさせている原因を指します。

ただしそういう状態を起こさせる原因と言っても、実際にそうさせているなにかがあるわけではなく、本当のところは運と気持ちの問題です。

「物欲センサー」の概要

「物欲センサー」の概要

「物欲センサー」はファンタシースターオンラインのプレイヤーから生まれたスラングです。

このゲームではオンラインゲームとして長くプレイしてもらえるよう、ゲームの寿命を伸ばす手段として、装備のドロップ率が低く設定されていました。

そのため自分が使える装備がほしいプレイヤーは、何度も周回して装備の入手を狙います。

しかし滅多に装備が落ちず、装備が出てきても自分のキャラでは使えないものばかり落ちるというプレイヤーが続出しました。

そしてそうなっているのはプレイヤーが欲しいと思う物欲を感知して出ないようにしている機能があるに違いないと考えられ、生まれた言葉が「物欲センサー」です。

「物欲センサー」の言葉の使い方や使われ方

「物欲センサー」の言葉の使い方や使われ方

「物欲センサー」は主にゲームで、確定で入手できない必要なアイテムの入手に関して使われる言葉です。

必要なアイテムが全く入手できないことを「物欲センサーが働いている」と言ったり、「物欲センサーを動かさないために欲しくないフリをしよう」という風に使われます。

本当に入手しにくくなる、入手できなくなるような何かがある場合に使われる言葉ではありません。

そういった事実がないことは理解しているけれど、欲しいと思っている時には出にくくなるという迷信を信じて、そういう事が起きないことを祈る時、またはそういう状況に陥ってしまった時に言及されるものが「物欲センサー」です。

「物欲センサー」の類語や言いかえ

「物欲センサー」の類語や言いかえ

食パンを落とした場合、必ずバターを塗った面が下になって落ちるなど、物事は必ず悪くなるようにできているというユーモア的な経験則を指す「マーフィーの法則」というものがあります。

実際にはバターを塗ったほうが下になりやすい事実はありませんが、悪い物事ほど印象に残りやすいという精神的作用の証明としてもつかわれる言葉です。

必要なアイテムに限って出てこない「物欲センサー」も、典型的なマーフィーの法則の一例と言えますし、逆にマーフィーの法則は「物欲センサー」の類語と言えます。

まとめ

まとめ

欲しいと思っている物ほど入手できないというものが「物欲センサー」であり、「物欲センサー」の存在を感じている間は非常に辛いものです。

解決策は諦めて気分転換してから再挑戦するか、心を無にして続けるかしかありません。

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