「されています」の敬語とは？言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「されています」の敬語とは?

言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「されています」の意味

「されています」は、受動表現と尊敬語の二つの用途で使用できる言葉です。

「されています」は「される」という動詞が変形しいたものです。

これを現在進行形にすると「されている」になります。

これにより、行為が継続している様子を表現できるのです。

また、これを丁寧語にすると「されています」になります。

語尾に「ます」を付与すると、丁寧な言葉遣いにできるのです。

なお、「される」は「する」が変形したものです。

これは受動表現の意味で使用する場合もあれば、尊敬語の意味で使用する場合もあるのです。

たとえば「部長から叱責される」とすれば、受動表現になります。

また、「部長が叱責される」とすれば、尊敬語の表現になるのです。

これらのことから、「されています」が、受動表現と尊敬語の二つの用途で使用できる言葉であると分かるのです。

「されています」の敬語での使い方や表現方法

「されています」は既に敬語になっています。

ここでは、「する」を尊敬語の「される」に置き換えて使用しているのです。

たとえば、部長の話題になったとします。

そして、部長が今も続けている仕事のことを話すことになったのです。

このような場面で、「部長は今でも仕事を継続されています」と言うとよいでしょう。

これによって、部長が仕事を継続していることを、敬語で表現できるのです。

また、「されています」を別な敬語にする方法もあります。

たとえば「なさっています」と表現できます。

また、「されているのです」のように、「います」を「いるのです」に置き換える手段もあります。

このように、同じ意味でも、複数の表現方法があると分かります。

実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。

「されています」の言い換えや使用例

・『今でも継続されています』
・『昨日から質問されているのです』
・『変わらずに努力なさっています』
ここでは、「されています」の使用例を挙げています。

例文のように、前段に加える言葉によって、受動表現や尊敬語の意味で使用できるようになります。

また、「されている」を変化させれば、それぞれ異なる印象の表現にできるのです。

まとめ

このように「されています」は、受動表現と尊敬語の二つの用途で使用できる言葉です。

ビジネスでも使える言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。