「お口添えいただけないでしょうか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「お口添えいただけないでしょうか」について解説をします。

「お口添えいただけないでしょうか」とは?意味

「お口添えいただけないでしょうか」とは?意味

うまくいくように間に入って世話をしてもらえないだろうか、という意味です。

「お口添え」「口添え」「お」をつけて、聞き手に敬意を表す形にしたものです。

「口添え」には、間に入って、うまくいくように取り計らうという意味があります。

就職など相手との関係がうまくいくように、そばから言葉を添えて力を貸すことです。

「いただけ」「もらう」の謙譲語です。

「でしょうか」「だろうか」の丁寧な表現で、問いかけの意を表します。

「お口添えいただけないでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「お口添えいただけないでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄がうまくいくように仲立ちをして欲しいときに用います。

Aさんは就職先を探しています。

しかし、なかなかよい返事をもらえません。

思うようにいかず、Aさんは落ち込んでいます。

Aさんの父の知り合いに、会社経営をしている人がいます。

Aさんの父が頼めば、この会社に就職させてもらえるかもしれません。

そこで、Aさんの父が知人に就職の話を持ちかけてみることにしました。

これによってAさんの就職先が決まりました。

このときに父が行っていることが「口添え」です。

こういったことを他人に行ってもらいたいときに、お願いの言葉としてこの言葉を使用します。

就職がうまくいくように知人に話をして欲しいと、CさんからDさんにお願いをする場合などに、このような言葉を伝えます。

ただし、口添えをして欲しいとお願いをすると、図々しい印象を与えることがあります。

また、口添えをしてもらうためには、「この人のために力を貸してあげよう」と思われるような人物でなくてはなりません。

「お口添えいただけないでしょうか」を使った例文

「お口添えいただけないでしょうか」を使った例文

・『お口添えいただけないでしょうか。どうかよろしくお願いします』

「お口添えいただけないでしょうか」の返答や返信例

「お口添えいただけないでしょうか」の返答や返信例

力を貸せるようならば、口添えをするとよいでしょう。

ある人とある人との間に入ることで、物事がうまくいく可能性があります。

口添えができない場合は、断って構いません。

力を貸してもらえないことで、相手は残念に思うことでしょう。

そういった相手の気持ちに配慮しながら断らなければなりません。

「申し訳ないけれど」など一言あると、相手の気持ちに配慮した言い方になります。

まとめ

まとめ

この言葉は、物事がうまくいくように、間に入って力を貸して欲しいときに用います。

口添えをして欲しいと頼むと図々しい印象を与えることがあるので、注意が必要です。

力を貸してもらったことで物事がうまくいったときには、お礼を忘れないようにしましょう。

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