この記事では、「つべる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「つべる」とは?意味
「つべる」とは?意味
「つべる」とは動画投稿サイトのYouTubeで調べてみる、動画を見るという意味です。
娯楽目的で動画を見ることも指しますし、知らない何かについてYouTubeで動画を見て覚える学習することも指します。
YouTubeは誰でも動画を投稿できますが、あくまでも動画を視聴する側で利用することであり、投稿することは指しません。
「つべる」の概要
「つべる」の概要
「つべる」はYouTubeをローマ字読みした、ようつべが一般的な俗称として使われていた頃に生まれたスラングになります。
YouTubeには様々な解説動画やハウツー動画も投稿されており、知らないことを理解するためにも利用でき、特に何かのやり方を知らない場合、実際の手順を見て学ぶことができるので、非常に有用です。
そのため検索エンジンでハウツー記事を探すのではなく、あえて動画投稿サイトのYouTubeで検索することで、わかりやすく纏められた情報を探すという意味で「つべる」という言葉が作られました。
そこから転じてただ動画を見る場合にも使うようになりましたが、現在ではようつべという呼び方共々、ほとんど使われない死語になっています。
「つべる」の言葉の使い方や使われ方
「つべる」の言葉の使い方や使われ方
「つべる」はYouTubeで調べること、動画を見ることを指す動詞として、「つべることでエアコン掃除の方法を覚えた」、「暇だしつべって時間を潰そう」というように使われます。
知らないことを調べることという使い方が基本です。
しかし現在では死語となったスラングなので、もともとのYouTubeで知らないことを調べることも、そこから転じたYouTubeで動画を見ることも、同様に使われることがほぼありません。
そのため「つべる」という言葉を使う人は、調べることだけを「つべる」と呼ぶように、狭義に拘ることもしないで使います。
「つべる」の類語や言いかえ
「つべる」の類語や言いかえ
「つべる」と同じ意味の言い換えはありませんが、「つべる」以外にもネット上の何らかのサイトを利用して調べることを指すネットスラングはいくつかあり、それらが類語になります。
代表的なものと言えば、トップクラスに有名な検索エンジンであるグーグルで検索することを指す「ググる」でしょう。
それから派生したググるのヤフー版である「ヤフる」も類語ですし、有志が集めた情報をまとめたサイトで調べるという点では、ウィキペディアで調べるという意味の「ウィキる」が最も「つべる」に近い意味を持つ類語と言えます。
まとめ
まとめ
「つべる」はググるなどのように、YouTubeで調べ物をすることを指すスラングとして作られ、ただ動画を見ることにも使うよう意味を広げようとしましたが、結局定着させられなかった言葉と言えます。
現在ではYouTubeをようつべと呼ぶ人すら少なくなり、そこから生まれた「つべる」を使う人もほとんどいません。