この記事では、ビジネスシーンで使われることのあるフレーズの「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」について、その意味や使い方等を徹底解説します。
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」とは?
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」とは?
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」のフレーズを3つに分解して、少し詳しく説明します。
まず最初の「決意を新たに」における「決意」は「意思を決めること」を意味する言葉で、それを「新たに」することなので、「意思や気持ちを新しく決して」と言った意味になります。
また、次の「業務に邁進いたす」における「業務」は「与えられた仕事」を意味し、「邁進いたす」は「邁進する」の古風な表現で、「恐れることなく突き進むこと」を意味します。
最後の「所存です」は、「心に思うところ、考え」を意味する「所存」に丁寧語の「です」が付けられた表現です。
従って、この3つの意味を繋ぐと、「決意を新た業務に邁進いたす所存でございます」とは「意思や気持ちを新しく決して、与えられた仕事に、恐れることなく突き進む考えです」と言った意味になります。
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズは、最初に「決意を新たに」との表現が使われていることから、仕事の成果を上げて上司から褒められたり、新しい職場に異動したり、重要なプロジェクトに抜擢された場合等、どちらかというとポジティブな節目に、決意を表明するフレーズとしてしばしば使われます。
また、このフレーズの最後では、「業務に邁進いたす所存でございます」と少し硬い敬語表現を使っているので、上司等の目上の人に対して改まって決意を伝える場面で使われる表現だと言えます。
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」を使った例文
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」を使った例文
・『これに満足することなく、決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます』
・『ご期待に応えられるよう、決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます』
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」の類語や言い替え
「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」の類語や言い替え
「決意を新たに」の類語としては「気持ちを新たに」や「決心を新たに」が挙げられます。
また、「業務」の類語としては「仕事」があります。
さらに「邁進する」の類語には「精進する」や「頑張る」があります。
従って、「決意を新たに業務に邁進いたす所存でございます」は、これらを組み合わせて「気持ちを新たに業務に精進いたす所存でございます」や「決心を新たに仕事に頑張ってまいる所存でございます」等と言い換えることが出来ます。
まとめ
まとめ
「決意を新た業務に邁進いたす所存でございます」とは「意思や気持ちを新しく決して、与えられた仕事に、恐れることなく突き進む考えです」と言った意味のフレーズです。
目上の方に決意を表明するフレーズとして、よく使われます。