「モーニングアタック」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

国民病とも言われる花粉症ですが花粉症に関連する言葉「モーニングアタック」が注目されています。

この言葉は何を指しているのでしょうか。

今回は、「モーニングアタック」の意味と類語について解説します。

「モーニングアタック」とは?意味

「モーニングアタック」とは、「朝一番にひどい襲ってくる強いアレルギー症状」を意味する言葉です。

「モーニングアタック」の概要

「モーニングアタック」を直訳すると「朝の攻撃」となります。

文字通り「朝一番に襲い掛かってくるひどい攻撃」を意味する言葉ですが攻撃を仕掛けてくる相手は他人ではなく「アレルギー症状」です。

花粉症の季節になるとアレルギーを持つ人はくしゃみや鼻水などのアレルギー症状に悩まされます。

花粉症の人はお分かりですがアレルギー症状というのは常に表れるものではなく時間帯や体調によりばらつきがあるものでひどいときに廃棄もできないほど苦しくなるアレルギー症状が別の時間帯にはピタリと収まることも珍しくありません。

時間帯や体調によって異なるアレルギー書状ですが特にひどくなりやすい時間帯が「朝」です。

朝目覚めてすぐの起床時は睡眠から体が覚醒しておらず自律神経も本来のバランスを取り戻せていません。

そのような乱れた体調の時はアレルギーに対する体の抵抗が弱まってしまうため普段よりもひどいアレルギー症状が出やすくなります。

さらに、夜寝ている間は鼻もかまなければ目もこすりません。

活動している時間帯であればティッシュや目薬を使ったこまめな対処が功を奏しある程度アレルギー症状は押さられますが、起床時は寝ている間の数時間ずっとなにも対処せず放置された状態が続いた直後です。

鼻や口からアレルギーの原因物質が入り込んでいる上に対処も長時間していなかったツケが起き抜けに一気に回ってくることによりひどいアレルギー症状が発生します。

このような複合的な理由により引き起こされる朝特有の激しいアレルギー症状を指す言葉が「モーニングアタック」です。

昔からアレルギーに悩む人達の間では体感的に知られていましたが近年の研究により理論的にも「モーニングアタック」が存在することが確認されています。

「モーニングアタック」の言葉の使い方や使われ方

・『春のめざめはモーニングアタックに悩まされる』
・『モーニングアタックが収まると暫くの間くしゃみは出なくなる』
・『就寝前に薬を服用するとモーニングアタックの程度が軽くなる』
・『モーニングアタックがおさまるまで動けない』

「モーニングアタック」の類語や言いかえ

・朝症状
「朝方に見られる特有の症状」を意味する言葉です。

花粉症などのアレルギー症状以外にも朝の早い時間帯に血圧が上がったりめまいや動機がひどくなったりなど「朝の早い時間にだけ持病やアレルギーの症状がひどくなること」を意味します。

「モーニングアタック」のような起床直後だけではなく午前中の間ずっと体調が優れないなどある程度長い時間症状が続くこともあります。

まとめ

「モーニングアタック」という言葉は最近出来た言葉ですが現象そのものは昔から知られています。

薬を飲んだり部屋を清潔にしたりすることで抑えられるので花粉症などアレルギーに悩まされている人はしっかり対策してください。