「希ガス」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「希ガス」の意味を分かりやすく説明していきます。

「希ガス」とは?意味

「希ガス」とは?意味

インターネットスラングにおいては「気がする」の略として使われる言葉で、化学的に不活性な気体のヘリウム(He)やネオン(Ne)などの希ガスとは関係がなく使われているスラングです。

「今度の競馬勝てる希ガス」など文章の最後に出てくる、明らかに化学の話題ではないという使われ方である程度判断は可能と言えるでしょう。

「気がする」という程度で確信ではありません。

2010年以前から存在しているスラングですが、2022年時点でもTwitterでの使用例はあり、根強く残っている言葉ではあります。

「希ガス」の概要

「希ガス」の概要

性質的に文章で使われるもので、口頭ではかなり深い仲でないと使いにくい言葉ではあります。

「気がする」の言い換えで使えるため感想や自分の思ったことを書くというケースで使いやすく、会話ではそれほど使われません。

また、ひとつの文章にふたつ以上使われることはほとんどない言葉と言えます。

「気がするが勘違いかもしれない」という場合に「希ガスが勘違いかもしれない」というようには使われません。

「希ガスる」のような表記の揺れはなく「希ガス」のみの使われ方になっています。

「超希ガス」などのような強調もありません。

発祥は2ちゃんねるとされています。

ただし2ちゃんねる以外でもそこそこに使われている言葉ではあり、Twitterでは自分の思ったことをただつぶやくことが出来るという性質的なものか古いスラングのわりには使われているケースは多く見られます。

「希ガス」の言葉の使い方や使われ方

「希ガス」の言葉の使い方や使われ方

「最近眠さがひどくなっている希ガス」「テレビからあの出演者が消えている希ガス」など、確証がない、さらに確証を得るほどの気もないことに対して使うことが多く、ほとんどのケースで問題なく「気がする」に置きかえて使うことが出来るようになっています。

「寒い希ガス」など短い例文もありえますが気がするという言葉のではなく本当に寒いということも言えるでしょう。

「だんだんつまらなくなってきた希ガス」という個人的な感想でここから話を広げたいという気もない言葉もTwitterにて使われるケースとしてあげることができます。

「希ガス」の類語や言いかえ

「希ガス」の類語や言いかえ

「気がする」「と思う」に関しては意図が同じなだけでなく多くのケースで文章そのものを入れ替えて使うことが可能です。

「気がするんだけど」などの使い方は「希ガス」ではされないため、類語自体はそう多くなく、もとの意味の言葉といったほうが正しい言葉と言えます。

また、完全に実在する言葉でスラングとなっているケースは珍しく、「やつ」「ヤシ」と言いかえ、さらに漢字にした「香具師」という古いスラングは方向性が近いとは言えます。

まとめ

まとめ

「希ガス」というスラングは「気がする」を言いかえたものとなっており、意図が全く同じなだけに使い勝手の良いもので、2010年より前にあったものですが根強く使われています。

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