この記事では、スラング用語の「バラドル」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「バラドル」とは?
「バラドル」とは?
バラエティ番組に出演する機会が多い人気アイドルのことを「パラドル」と呼び、子供からお年寄りまで認知されている女性を指します。
最初はアイドルとして芸能界に入り、歌を歌ったり、踊りながら歌って稼いでいましたが、転身して楽しい番組に出演して自分なりに感想を述べるのが「バラドル」の仕事です。
顔よりも、話が上手いアイドルが選ばれることが多く、流行っていることについて情報を伝えたり、知識を披露すればするほど人気者となり、視聴者の心を掴みます。
「バラドル」の概要
「バラドル」の概要
1980年代のアイドルは売れた後、ブームも去ると出演できる番組が減っていき、仕事がどんどんなくなっていきました。
そんなとき、年を重ねて様々な知識を身につけ、話し方も上手くなった人は番組から出演依頼が増えて露出も多くなり、いつの間にかすっかりバラエティ番組の常連と化したアイドルを「バラドル」と呼ぶようになったのです。
このバラエティの「バラ」とアイドルの「ドル」を掛け合わせて生まれた言葉であり、意見を述べるだけではなく、実際に話題の現場に飛んでリポートしたり、分かりやすく取り上げた課題を説明することもあります。
中にはご当地クイズにも答えるなど、様々なことして番組を盛り上げては一緒に盛り上げるわけです。
「バラドル」の言葉の使い方や使われ方
「バラドル」の言葉の使い方や使われ方
飾らない話し方は好感度を高め、同性からも好かれるようになったバラエティ番組に出演するアイドルを「バラドル」と呼ぶときに使います。
顔はそこそこかわいいのに、平気で下ネタを話したり、怖い話、面白い話を暴露してしまうところに視聴者の共感を集め、評価されていきます。
中には頭の回転が早く、パッと視聴者が聞きたいことを話せて、人を楽しませながら惹きつけて話さないアイドルをとくに「バラドル」と呼びました。
「あの人はバラドルになって正解だ」とアイドルの頃よりも売れたことに驚きつつ、その新しい才能に納得するわけです。
ときに体を張って笑いをとったり、自らをネタにできる面白さがある人、場の空気を読める女性アイドルを主に「バラドル」と言い表します。
「バラドル」を使った例文(使用例)
「バラドル」を使った例文(使用例)
・『愛想もよく、他の出演者を立てるなど気配りができるアイドルはバラドルに向いている』
・『問題が起きても瞬時に対応できる能力がある人もバラドルになれる才能がある』
・『完璧ではないアイドルもヘタレキャラのバラドルとして番組には必要だ』
自分のことばかりではなく、他の出演者のことも考えて、どのようにすればいい雰囲気で番組作りが出来るかを考える必要性がありますし、問題が起きたら瞬時に解決する策を考えられるアイドルはバラエティ番組には必要です。
しかしながら、完璧すぎても視聴者は見ていて疲れてしまうところであり、少し気が抜けているタイプの人を求めています。
まとめ
まとめ
楽しいバラエティ番組にするため、巧みな会話術と豊富な知識を披露する「バラドル」は中高年になってもその独特な面白さとトークは冴えていて健在です。
どのような人を「バラドル」と呼ぶのか、ゴールデンタイムに放送されるトーク番組を観てみるといいでしょう。