女性誌の特集などで見かける言葉に「マシュマロ女子」があります。
この言葉はいったいどのような女子を指しているのでしょうか。
今回は、「マシュマロ女子」の意味と関連用語について解説します。
「マシュマロ女子」とは?意味
「マシュマロ女子」とは?意味
「マシュマロ女子」とは、「色白で丸みを帯びたふくよかな体型の女子」を意味する言葉です。
「マシュマロ女子」の概要
「マシュマロ女子」の概要
色が白くころんと丸い体型をお菓子のマシュマロに例えた言葉で、太めの体型を好ましく評価するときに用いられる表現です。
一般的に女性は細くスリムな方が美しい、持てるとされていまスが必ずしもすべての男性が細身の女性を好むわけではありません。
男性の中には一定の割合で細い女性よりも太めの女性このむ層が存在し、彼らからすればやや太めの体型は好みにバッチリ当てはまる理想のタイプです。
そのような「理想的な体型としての太めスタイルと色の白さを兼ね備えた魅力ある女性」を指して「マシュマロ女子」と表現します。
「マシュマロ女子」は太め女性をターゲットにした日本初のファッション誌である『la farfa』の特集記事によって誕生した造語とされています。
従来は否定的だった太めの体型を甘く皆に好かれるマシュマロに例えたことで魅力的で誰からも愛される印象を与えてる呼び方です。
雑誌記事をきっかけに広まったのは事実ですが本当にこれが初出なのかについては異論もあります。
1984年に公開されたハリウッド映画「ゴーストバスターズ」には「マシュマロマン」というゴーストが登場しますがこちらに由来するという説も有力です。
作中で登場するマシュマロショップの看板キャラクターがゴースト化したという設定ですが、ずんぐりむっくりとした体型から映画の公開以降太った人のスラングとして「マシュマロマン」という言葉が使われるようになります。
太っていることをバカにした侮蔑的な言葉ですが「マシュマロ」という響きがポジティブに受け止められるようになり「マシュマロマン女子」が「マシュマロ女子」に変化し現在に至るという説も有力です。
「マシュマロ女子」の言葉の使い方や使われ方
「マシュマロ女子」の言葉の使い方や使われ方
・『やせているより少し太めのマシュマロ女子が好みのタイプである』
・『マシュマロ女子向けのファッションブランド』
・『マシュマロ女子と呼ぶには細すぎる』
・『どう見てもマシュマロ女子というより肉塊と呼ぶほうが適切だ』
「マシュマロ女子」の類語や言いかえ
「マシュマロ女子」の類語や言いかえ
・ぽちゃかわ
「ぽっちゃりとしていてかわいい」という意味の言葉です。
「マシュマロ女子」と同じく太めの体型を表す言葉ですが女性だけでなく小さな男の子や動物に対しても使います。
・わがままボディ
「言うことを聞かないわがままな体」を意味する言葉です。
本来は出るところが出て引っ込むところが引っ込んだ素晴らしいスタイルを指す言葉でしたが、太っている女性の食欲が抑えられない様子をわがままであるととらえ「食欲に任せた結果としてこうなってしまった太めの体型」という意味に転じて用いられています。
まとめ
まとめ
「マシュマロ女子」は痩せているだけが美しさの基準ではないと新たな価値観を問いかける言葉です。
価値観が多様化する中にあって太めであることを前向きに考え勇気を与える言葉なので、体重に悩む人も明るい気持ちに切り替え皆に好かれる魅力ある人物を目指しましょう。