なんとなく違いがわかるものの、明確な違いとなると難しい「ジュエリー」と「アクセサリー」。
この記事では、「ジュエリー」と「アクセサリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジュエリー」とは?
「ジュエリー」とは?
「ジュエリー」は、装身具のなかでも、貴金属や天然宝石などを加工したものを意味します。
ダイヤモンドやサファイア、ルビー、パール、エメラルドといったような宝石を使用しているものや金や銀、プラチナ、ルテニウム、イリジウム、パラジウムなどの貴金属など使用しているものが「ジュエリー」となります。
また、加工方法にも特徴があり、「ジュエリー」の場合、これら宝石は爪留めといった方法で装着されています。
接着剤とは異なり劣化することが少なく宝石をしっかりと固定することができる方法です。
そのほか、「ジュエリー」の場合、刻印されているものも多く、純金の場合はK24、銀の場合は「AG」や「silver」、「SV」などで刻印されています。
プラチナの場合は、純白金、純プラチナでPT1000といった形で刻印されています。
「アクセサリー」とは?
「アクセサリー」とは?
「アクセサリー」は、装身具といった意味のほか、装飾品、付属品といった意味もあります。
そのため、車に付ける飾りなども「アクセサリー」と呼んでいます。
このように、「アクセサリー」の場合、装身具、装飾品全般を示す言葉となり、非常に幅広いものを指す言葉となります。
ネックレスや指輪などだけではなく、時計やベルト、小物などすべて「アクセサリー」としてまとめることができるのです。
そのうえで、装身具として「アクセサリー」を見た場合、「アクセサリー」と呼ばれるものは、比較的安価なものとなります。
素材は真鍮やシルバーなどが基本で、そのほか、合金で作られている場合も少なくありません。
宝石のように見えるものも、天然石ではなく、人工的に作られた人造石やガラス玉などが主流です。
それらを接着剤で取り付けている様なものが一般的に「アクセサリー」と呼ばれるものとなります。
「ジュエリー」と「アクセサリー」の違い
「ジュエリー」と「アクセサリー」の違い
「ジュエリー」と「アクセサリー」の違いは、まず、その価格にあります。
「ジュエリー」は高価なものが多く、それに対し「アクセサリー」は安価なものが主流です。
また、使用されている貴金属にも違いがあり、「ジュエリー」の場合は、金や銀、プラチナといった貴金属が用いられていますが、「アクセサリー」の場合は、シルバーやその他合金などが主流です。
宝石も「ジュエリー」の場合は、ダイヤモンドやサファイアなど天然宝石が使用されているのに対し、「アクセサリー」の場合は、人造石などが主流となります。
このような違いが「ジュエリー」と「アクセサリー」にはあります。
まとめ
まとめ
「ジュエリー」と「アクセサリー」の違いは、簡単に言えば、それらが持つ価値の違いです。
その価値は、価格に比例され、高価な素材でできたものが「ジュエリー」となり、安価な素材でできたものが「アクセサリー」となります。