「おかっぱ」と「ボブ」の違いとは？分かりやすく解釈

適度な長さで切りそろえられた髪型として「おかっぱ」と「ボブ」があります。

この二つの髪型はどのような違いで区別されるのでしょうか。

今回は、「おかっぱ」と「ボブ」の違いを解説します。

「おかっぱ」とは?

「おかっぱ」とは、「肩口辺りの長さで切りそろえられた髪型」です。

「おかっぱ」の使い方

肩口あたりまで伸びた髪を横一直線にハサミでスッパリ切ったように切りそろえた髪型を指します。

前髪を除く全ての髪が同じ長さで切りそろえられており、毛先までほぼまっすぐな角ばったイメージの仕上がりです。

前髪は眉の辺りで一直線に切りそろえられます。

空想上の生き物である河童の頭によく似ていることから名付けられた名称で主に少女向けの髪型でしたが、戦後になってショートヘアが流行するとともに成人女性の間でも「おかっぱ」に近い髪型が見られるようになります。

「ボブ」とは?

「ボブ」とは、「肩より上の長さでふくらみを持たせて切りそろえられた髪型」です。

「ボブ」の使い方

ショートとロングの中間に位置する長さの髪型で髪に膨らみを持たせたりカールさせたりなど様々なアレンジを加えて仕上げます。

「ボブ」の中でも短めのものをショートボブといいます。

「おかっぱ」と「ボブ」の違い

「おかっぱ」と「ボブ」の違いは「ヘアアレンジ」です。

「おかっぱ」はすっぱりとハサミで横一直線に切りそろえた直線的な仕上がりになるのに対し、「ボブ」は丸く膨らみを持たせたり毛先をハネさせたりなどヘアアレンジを加えて仕上げるという違いがあります。

「おかっぱ」の例文

・『おかっぱにはクールなイメージがある』
・『男性でもおかっぱの人がいる』

「ボブ」の例文

・『長い髪をバッサリ切ってボブにした』
・『くせっ毛なのできれいなボブにまとめるのが大変だ』

まとめ

「おかっぱ」と「ボブ」は髪の長さ的にはよく似た髪型ですが仕上がりに大きな違いがあります。

最近は二つの良さを混ぜたおかっぱボブという髪型もあり違いはあいまいになっています。

全体の仕上がりと見た目の印象で区別してください。