「アルバトロス」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフ上級者でも一生に一度も経験しないことのほうが多いと言われる幻のプレーが「アルバトロス」です。

プロゴルファーでも奇跡と呼ばれるほど珍しいこのプレー、いったいどのようなものなのでしょうか。

今回は、「アルバトロス」の意味と関連用語について解説します。

「アルバトロス」とは?意味

「アルバトロス」とは?意味

「アルバトロス」とは、「ゴルフ競技においてホールの規定打数よりも3打少ない打数でカップにボールを入れること」を意味するゴルフ用語です。

「アルバトロス」の概要

「アルバトロス」の概要

ゴルフは以下に少ない打数でラウンドできるかを競う競技です。

各ホールには基準となる規定打数が設けられており、規定打数でプレーすることを「パー」といいます。

パーを基準に何打多いかあるいは何打少ないかを表す呼び名がそれぞれ名付けられていますが「アルバトロス」は打数を表す呼び名のうち「パーより3打少ないスコア」を意味するゴルフ用語です。

「アルバトロス」がなぜ幻や奇跡と呼ばれるか。

それはゴルフプレーのうち最も難しいとされているからです。

達成困難なスコアとしては1打でボールをカップに沈めてホールを終了する「ホールインワン」が知られています。

プロでもめったに出ないホールインワンは特別に賞が設けられるほど珍しいプレーですが「アルバトロス」はホールインワン以上に珍しい滅多にお目にかかれないスコアです。

パーより3打少ないということはパー5のホールを2打で終了するということです。

パー5のホールはコースによって差はあるものの多くは500ヤード前後のロングホールです。

このようなロングホールを2打で終えるにはティーショットが300ヤード近く飛んだとしても200ヤード近いセカンドショットでチップインを決めなくてはいけません。

珍しいとされるホールインワンはほぼすべて全長200ヤード以下のショートホールで達成されていることを考えると距離が長い「アルバトロス」の難しさがはっきりわかります。

ティーショットという条件が整った一からショットするホールインワンに対し「アルバトロス」はコース上からのショットになります。

打ちやすいフェアウェイでもライの状態はまちまちでティーショットに比べれば難易度は上です。

使用するクラブもホールインワンはアイアンやウェッジなどコントロールしやすいクラブが使われるのに対し「アルバトロス」ウッドやユーティリティなど飛距離重視でコントロールしにくいクラブを使わなければならず、クラブ選択も難易度を挙げる要因となっています。

ホールインワンが1万回に1回程度の確率であるに対し「アルバトロス」の確率は100~200万回に1回という宝くじの一等並みの低確率なのを見ると幻や奇跡と呼ばれるのも納得です。

「アルバトロス」の言葉の使い方や使われ方

「アルバトロス」の言葉の使い方や使われ方

・『セカンドショットで思い切ってアルバトロスを狙う』
・『アルバトロスには運もからんでくるので実力だけでは難しい』
・『プロツアーでアルバトロス出たとニュースで報じられる』
・『ティーショットで距離を稼がないとアルバトロスは出ない』

「アルバトロス」の関連語

「アルバトロス」の関連語

・コンドル
「パーより4打少ないスコア」を指すゴルフ用語です。

パー5でホールインワンという現実的にはほぼありえないスコアで特殊な形状のコースなど特別な場合を除き達成不可能です。

・ダブルイーグル
「パーより3打少ないスコア」を指す「アルバトロス」の別名です。

まとめ

まとめ

めったに出ない「アルバトロス」は限られたプレーヤーにのみ可能なスーパープレイです。

アマチュアで達成した人もいるので興味のある方はチャレンジしてみてください。

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