「ブルゾン」と「スカジャン」の違いとは？分かりやすく解釈

「ブルゾン」と「スカジャン」はどちらもカジュアルに着用する上着ですがどのような違いで区別されているのでしょうか。

今回は、「ブルゾン」と「スカジャン」の違いを解説します。

「ブルゾン」とは?

「ブルゾン」とは、「袖が長く着丈が短い上着」です。

「ブルゾン」の使い方

おしゃれや防寒などの目的で着用する上着のうち着丈が腰程度までのものを総称して「ブルゾン」といいます。

名前の由来は「裾を絞ったブラウス」というフランス語で外気が入り込まないよう裾や袖口が絞られた形をしているところからつけられた名称です。

現在では裾や袖口の形状には関係なく裾の短い上着全般を指し、実用性を重視したものからファッションアイテムとして凝ったデザインで作られたものまで様々な「ブルゾン」が存在します。

「スカジャン」とは?

「スカジャン」とは、「神奈川県横須賀市で誕生した派手な刺繍が入れられたジャンパー」です。

「スカジャン」の使い方

アメリカの軍人が故郷への土産として注文したのが始まりとされ、光沢のある化繊のスタジアムジャンパーに龍や虎など派手な刺繍を入れて作られます。

「スカジャン」は「横須賀のジャンパー」を略した略語ですが、現在では横須賀で作られたもの以外でも似たようなスタイルであれば「スカジャン」と呼んでいます。

「ブルゾン」と「スカジャン」の違い

丈の短い上着が「ブルゾン」、派手な刺繍の入った横須賀風のジャンパーが「スカジャン」という違いで区別されます。

運動や作業の時に着用するジャンパーも丈の短い上着なので広義では「スカジャン」も「ブルゾン」の一種です。

「ブルゾン」の例文

・『おしゃれなブルゾンを購入する』
・『カジュアルコーデはブルゾン選びがポイントだ』

「スカジャン」の例文

・『龍の刺繍が入ったスカジャンを購入する』
・『普段着としてスカジャンを愛用している』

まとめ

「ブルゾン」と「スカジャン」はどちらも丈の短い上着ですが一目見れば分かるほど明らかにデザインが違います。

混同することはまずありませんがそれぞれの言葉の意味を正しく知っておきましょう。