この記事では、「思い出」と「エピソード」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「思い出」とは?
「思い出」とは?
「思い出」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「思い出」は「おもいで」と読みます。
「思い出」は「過去に自分が出会った事柄を思い出すこと。
その事柄」という意味があります。
例えば、学生時代の記憶に残っている事柄は「学生時代の思い出」と言うことができます。
ふいに小学生時代の運動会のことを思い出すとき、「小学生の頃の運動会の思い出を懐かしむ」などという文章を作ることができます。
次に「思い出」には「あることを思い出す、よすがになるもの」という意味があります。
何かを思い出すためのきっかけになるものを「思い出」と言うことがあります。
例えば、旅をしたという事実を、いつでも思い出せるよう、旅の写真を撮ります。
このような時、「旅の思い出に、写真を撮る」などと言います。
「エピソード」とは?
「エピソード」とは?
「エピソード」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「エピソード」は「episode」と英語表記します。
「エピソード」は、「小説や劇などで本筋の間に挟む、本筋とはあまり関係のない、興味のある話」という意味があります。
連続ドラマなどを見ていると、主人公とヒロインが結ばれるという本筋があり、その途中で、短めの興味深い話が挿入されています。
このような短めの興味深い話を「エピソード」と呼びます。
次に「エピソード」には、「ある人について、あまり知られていない興味深い話」という意味があります。
例えば、彼氏のあまり知られていない興味深い話をするとき、「彼氏のとっておきのエピソードがあるんだけど」などと話を切り出すことができます。
他にも、「Aさんの話は、エピソードが豊富で面白い」、「うちの会社は終わりだと思ったエピソードを話す」などという文章を作ることができます。
「思い出」と「エピソード」の違い
「思い出」と「エピソード」の違い
「思い出」と「エピソード」の違いを、分かりやすく解説します。
「思い出」は「過去に自分が出会った事柄を思い出すこと。
その事柄」という意味があります。
一方で、「エピソード」は、「小説や劇などで本筋の間に挟む、本筋とはあまり関係のない、興味のある話」、また「ある人について、あまり知られていない興味深い話」という意味があります。
「エピソード」は、誰かの知られざる興味深い話を意味しますが、それが語り手の「思い出」という場合もあり、2つの言葉が混同する場合があります。
ただし、「思い出」には、あくまで、「過去の出来事を思い出すこと」という意味があり、「エピソード」には、「興味深い話」という意味があり、明確な意味の違いがあります。
まとめ
まとめ
「思い出」と「エピソード」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。
意味をしっかりと覚えることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。