この記事では、「訪問介護」と「居宅介護」の違いを分かりやすく説明していきます。
「訪問介護」とは?
「訪問介護」とは?
「訪問介護」の意味と概要について紹介します。
意味
意味
「訪問介護」は「ほうもんかいご」と読み、高齢者の自宅をホームヘルパーが訪問して、「食事・排泄・入浴・着替え」などの身体介護や、「料理・掃除・洗濯」なの「生活援助」をすることを言います。
概要
概要
「訪問介護」は、「ホームヘルプサービス」と言い、介護保険で受けられるサービスです。
利用対象者は基本的に65歳以上で要介護認定を受けた高齢者です。
利用者の負担額は1割~2割で、自費により限度額以上の利用も可能です。
「訪問介護」のサービス内容は、「身体介護」と「生活援助」ですが、あくまで「援助」であり、「掃除屋」「家事代行」ではないのです。
家具を移動させたり、庭の掃除や来客の接待などは禁止されています。
「居宅介護」とは?
「居宅介護」とは?
「居宅介護」の意味と概要について紹介します。
意味
意味
「居宅介護」介護を受ける人が自宅で生活できる様に、ケアマネジャーが本人や家族の相談にのり、ケアプランを作成して様々なサービスを受けられる様にすることを言います。
概要
概要
「居宅介護」は、障碍者の在宅支援として基本的な介護サービスです。
利用対象者は、主に「身体障害・精神障害・知的障害で障害支援区分1以上と認定された方」であり、高齢者とは限りません。
基本的にケアマネジャーが「要介護認定の書類を作成すること」「ケアプランを作成すること」がメインになります。
「訪問介護」と「居宅介護」の違い!
「訪問介護」と「居宅介護」の違い!
「訪問介護」は、「介護保険法に基いた、高齢者の自宅を訪問して介護をするサービス」です。
「居宅介護」は、「障害者総合支援法に基づいた、障害福祉サービスのこと」です。
まとめ
まとめ
「訪問介護」と「居宅介護」は、基本となる法律が違います。
どちらも似た様な言葉ですので間違えない様にしましょう。