「無双状態」とは意味や使い方、例文も解説

「無双状態」の解説

「無双状態」の解説

「無双状態」という表現は、「誰も太刀打ちすることができない無敵状態」「あまりに強すぎて対抗できる敵がいない状態・敵なしの無敵状態」を意味しています。

「無双状態」という言葉の元々の意味は「並び立つものがいないほどに非常に優れている状態」「同じものが二つとないさま」なのですが、ゲームに由来する「無双状態」の一般的な意味合いは「無敵状態」になります。

「無双状態」の言葉の由来・元ネタは、光栄(コーエー)が2000年8月3日に発売した3Dアクションゲーム「真・三國無双」にあります。

「真・三國無双」では敵から攻撃を受けると武将の「無双ゲージ」のポイントが溜まり、満タンになると必殺技を繰り出して大勢の敵を「無双乱舞」でなぎ倒すことができる「無双モード(無双状態) 」に入ります。

この無双乱舞が元ネタとなり、「無双状態」「敵なし」 の比喩表現として使われ始めたのです。

「無双状態」の使われ方

「無双状態」の使われ方

「無双状態」の使われ方は、「あまりに強すぎる敵なしの状態」「誰も太刀打ちできない無敵状態」を意味して使うという使われ方になります。

また「無双状態」は、「他に並び立つものがいないほど非常に優れているさま」といった元々の意味合いでも使われることがあります。

例えば、「無双状態で大勢の敵を弾き飛ばしていきました」「無双状態になれれば何も恐れるものはありません」といった文章で使うことができます。

「無双状態」の例文

「無双状態」の例文

・『無双状態』の例文を紹介します。

・『彼は誰も自分に敵対することができないという無双状態の妄想に浸っていました』
・『現実の世界では、ゲームや漫画の世界によくある無双状態はなかなか体験することができません』
・『チームの優勝に大きな貢献をした彼は、まさに無双状態にありました』
・『無双状態にある時こそ、他者に対する思いやりや感謝の気持ちを忘れてはいけないのです』
・『あらゆる武術を極めて、異種格闘技の世界大会でも優勝した彼は無双状態にあります』

「無双状態」の類語・言い換え表現

「無双状態」の類語・言い換え表現

「無双状態」の類語・言い換え表現として、「無敵状態・敵なしの状態・唯一無二の状態・並ぶ者がいない状態・特別に優れている状態」などがあります。

「無双状態」というコーエーの3Dアクションゲーム「真・三國無双」に由来する言葉は、「誰も相手にならない無敵状態」「あまりに強すぎることが原因になっている敵なしの状態」を意味しています。

「無双状態」という三国志のゲームを元ネタとする表現には、「特別に優れていて、他に並ぶ者がいない状態(同程度の実力を持つ相手が他にいない状態)」といった意味合いもあります。

それらの意味合いから、「無双状態」と類似した意味を持っている類語・言い換え表現として、「無敵状態・敵なしの状態・唯一無二の状態・並ぶ者がいない状態・特別に優れている状態」を挙げられます。

「無双状態」の英語表記

「無双状態」の英語表記

「無双状態」を英語で表記すると、以下のようになります。

“invincible state”(無敵状態・誰も対抗することができない状態・無双状態)
“matchless state”(強すぎて敵がいない状態・敵なしの状態・無双状態)
“unbeatable state”(誰も打ち勝つことができない状態・無敵状態・無双状態)
「無双状態」の元々の意味である「二つとない状態・並び立つものがないほど優れている状態」を、英語で表すと以下のようになります。

“peerless state”(二つとない状態・唯一無二の状態・無比の状態・無双状態)
“unparalleled state”(並ぶ者がいない状態・比べるものがない状態・無双状態)
“irreplaceable state”(他のものと替えが効かない状態・代わりが効かない状態・他のものと置き換えられない状態・無双状態)

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