結婚に関連して使われる言葉として「ウェディングハイ」がありますがどのような意味なのでしょうか。
今回は、「ウェディングハイ」の意味と類語について解説します。
「ウェディングハイ」とは?意味
「ウェディングハイ」とは?意味
「ウェディングハイ」とは、「結婚を目前に控えた幸せな気持ちから気持ちが高揚している状態」を意味する言葉です。
「ウェディングハイ」の概要
「ウェディングハイ」の概要
「ウェディングが原因でテンションがハイになっている様子」を「ウェディングハイ」といいます。
結婚に憧れている人にとって結婚相手が決まり結婚式や結婚生活の話が具体的に進んでくると幸せな気持ちで満たされます。
幸せな気持ちが過剰になりすぎると浮かれたようにテンションが上がりすぎてしまい周りが見えなくなることがありますが、そのような状態を指す言葉が「ウェディングハイ」です。
結婚を目前に控えて幸せいっぱいになるのはだれでもあることです。
面倒な結婚式準備や新生活の手配をストレスなく乗りきれるのは幸せな気持ちが原動力になっているからですが「ウェディングハイ」という言葉はそのような結婚を控えて紅葉した気持ちが及ぼす良い影響ではなくテンションがハイになっていることから生じる暴走気味の行為や周囲に迷惑をかける振る舞いをあらわすネガティブな表現です。
結婚のためならこのくらいしてもらって当然、一生に一度の結婚式にはお金を惜しみなくつぎ込むなど普段であれば抑制が聞くはずなのに結婚で上がったテンションのせいで歯止めがきかなくなってしまっている状態を指す言葉が「ウェディングハイ」です。
「ウェディングハイ」は結婚に憧れや幻想を強く抱いている人ほど起きやすく理想に近い結婚相手を見つけた人ほど程度も強くなります。
人生の晴れ舞台である結婚に対し妥協したくないという気持ちそのものはだれでも見られるものですが正常な状態の人は周囲に対してきちんと配慮したりこれからの生活を考えて予算を組んだりなど冷静な判断ができるものです。
「ウェディングハイ」になっている人は目先の結婚ばかりにとらわれてしまいその他のことが頭から抜け落ちてしまいます。
主役である自分の要望は全てかなえられるべきだ、結婚のためなら何でも優先してほしいといったようなわがままな言動が目立つようになります。
行き過ぎると結婚そのものをみなすことになりかねません。
「ウェディングハイ」の言葉の使い方や使われ方
「ウェディングハイ」の言葉の使い方や使われ方
・『ウェディングハイのせいで周囲の忠告に耳を貸さない』
・『500万円の婚約指輪が欲しいというのはウェディングハイにしても度が過ぎる』
・『花嫁はウェディングハイになったのか友人に対し結婚式を手伝うよう一方的に要求している』
・『あきれられながらも周囲に結婚のよさを語りまくる彼女は典型的なウェディングハイだ』
「ウェディングハイ」の類語や言いかえ
「ウェディングハイ」の類語や言いかえ
・花嫁シンドローム
「花嫁は丁重に扱われ大切にされるべきだという思い込み」を意味する言葉です。
お姫様幻想の一種であり「結婚にあたっては花嫁を再優先に考えるのが当たり前と当然のように考えること」を指します。
「ウェディングハイ」は単に感情が高ぶっているだけなので冷静さを取り戻すことで元通りになることもありますが、こちらは深く根付いた思い込みなので改善するのには手間と時間がかかります。
まとめ
まとめ
「ウェディングハイ」は一昔前まで一部でのみ使われていたスラングの一種でしたが現在ではかなり広まっておりいろいろな場面で使われています。
実際にこのような状態に陥り周囲に迷惑をかける人も多いので結婚を控えている方はテンションを上げ過ぎないように注意しましょう。