「イタ電」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「イタ電」の意味を分かりやすく説明していきます。

「イタ電」とは?意味

いたずら電話の略で、電話をとった側に迷惑を掛ける行為のことを指します。

携帯電話、固定電話問わずイタ電と言われます。

電話では話の内容までを制限することはできないため、完全に防ぐことはほぼ不可能でもあり、電話を使う人のモラルに一任されている部分はあります。

ただし、番号通知のシステムである程度防ぐことは可能になったと言えるでしょう。

無言電話という言葉もありますがイタ電の一種と言えます。

オレオレ詐欺など電話を使用した詐欺はイタ電ではなく、詐欺行為となります。

イタ電はニュースなどでは使わない言葉で「いたずら電話」と表記、発声されます。

「イタ電」の概要

イタ電は電話自体が呼び出されるという面倒さのある行為でもあり、一日に大量に来ることもあるパソコンの迷惑メールなどより厄介な性質のものではあります。

また、電話番号を控えて拒否設定するか、非通知拒否設定でイタ電を防ぐという手段がありますが、公衆電話からや携帯電話を使い捨て的に一軒の家に単発でイタ電を多数の家にかけていくという行為までは防げません。

ただし、イタ電という行為自体がそれなりに面倒な行為で、詐欺ではないものであると、金銭的なメリットが一切ないため、手間に見合ったものではないというところもあります。

イタ電自体は電話を複数かける性質のものであれば精神的影響を与える傷害罪、内容によっては脅迫罪などが適用されます。

会社相手であれば業務妨害罪になりえます。

一回限りのイタ電は対処し切るのが難しいものと言えるでしょう。

「イタ電」の言葉の使い方や使われ方

「イタ電がかかってきたので非通知拒否をすることにした」「イタ電が少ない電話番号はないものか」「イタ電が増えてきたので警察に相談した」などイタ電に対処するという例文が挙げやすく、電話会社ではホームページに迷惑電話おことわりサービスの使用などの説明がある電話会社もあります。

携帯電話のほうが対策のサービスが多くなっていますが、サービス会社ごとに名称が異なります。

あまりにイタ電がひどい場合は警察や弁護士への相談がベターとされています。

相談が必要な段階になったらまずは警察への相談がしやすいでしょう。

「イタ電」の類語や言いかえ

「いたずら電話」が言いかえ、あるいは略す前の言葉で、「無言電話」「迷惑電話」「際限なく掛けられてくる電話」「ワン切り」なども行為としてはイタ電であり、類語ということができます。

イタ電の逆の意味の言葉はありません。

まとめ

イタ電は以前存在した電話会社による電話帳が無くなったことでやや減ってはいますが、携帯電話により電話自体の数は増えており、消滅するということでもありません。

対策のサービスはいくつか存在しており、使用している電話ごとに異なっているので、自分の電話での対策サービスを使用する必要があります。