この記事では、スラング用語の「ママ鉄」【ままてつ】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「ママ鉄」とは?
「ママ鉄」とは?
子供と鉄道を楽しむお母さんを「ママ鉄」【ままてつ】と呼び、列車を見に行って楽しんだり、走行している姿を写真に撮って楽しむことを趣味としています。
「鉄」の分野に属する人を指し、男性の熱狂的な鉄道マニアの女性版として鉄道ファンには認知されています。
このような呼び方する人の条件としては、結婚していて子供を育てる人で、趣味はもっぱら鉄道関係でその子供も同じように電車に乗るのが好き、模型を飾って楽しんでいます。
この言葉の意味は、母親を英語でママと呼んだ言葉と、鉄道の鉄を掛け合わせたものが「ママ鉄」になり、オタクとつくほど鉄道関係に精通し、愛してやまない人を指します。
「ママ鉄」の概要
「ママ鉄」の概要
会話も列車の話や鉄旅について取り上げることが多い「ママ鉄」は、最初から鉄道に興味があったわけではなく、子供が電車好きなので走行する姿を見に行っていたら心を奪われたからファンになった、子供と模型作りしていたら好きになった人を指します。
2010年頃から掲示板の2ちゃんねるの鉄道板で使われるようになり、いかに自分が電車好きかを伝えて、電車マニアのママ同士で盛り上がるのです。
その後、「ママ鉄タレント」なる言葉も誕生しており、SNSで人気の鉄道オタクとして名が知られるようになりました。
「ママ鉄」の使い方や使われ方
「ママ鉄」の使い方や使われ方
子供を通して電車に興味を持った母親のことを「ママ鉄」と呼ぶときに使われています。
電車の姿を見るために子供を連れて線路の近くでカメラを持って待機したり、朝早くを狙って駅に行って夜間にしか見られないドクターイエローの姿を見る既婚女性を「かなりコアなママ鉄だ」と尊敬の念を持って使う場合もあります。
成長した子供が学校で母親について話すときは「うちのお母さんはママ鉄なの」と自慢してみたり、「前は鉄子だったけど今はママ鉄だ」と昔の呼び方をしてさりげなく知識豊富な電車マニアであることを人に伝えて楽しむわけです。
この類義語には鉄道が好きな親と子なら親子鉄、子供だけが鉄道ファンであるときは子鉄と呼び、いかに電車を愛しているマニアかを表します。
「ママ鉄」を使った例文(使用例)
「ママ鉄」を使った例文(使用例)
・『ママ鉄のブログは子供よりも鉄道の話ばかりで驚く』
本気で鉄道を愛している「ママ鉄」のブログを見ると、子供の話よりも電車のことばかり書いてあるのが読む人を驚かせます。
・『親子で車両公開イベントに行って楽しむのがママ鉄の活動内容だ』
鉄道ファンが行きたいと思う車両公開イベントに子供を連れて行く「ママ鉄」は、普段は見られない電車を目の前で見ておおいに楽しみます。
なかにはその姿を見れば幸運に恵まれると言われる電車もあり、感動と興奮に包まれる鉄道好き親子もいるわけです。
・『週末に電車で観光地へ行こうと駅前に行くと、たくさんのパパ鉄が集まっていた』
子供のいる母親を「ママ鉄」と言いますが、父親は「パパ鉄」と呼びます。
出会いのきっかけとして仲良くなった人たちは食事しながら電車の話で盛り上がります。
まとめ
まとめ
鉄道が大好きな「ママ鉄」は積極的に子供を連れて電車を見に行ったり、撮影して楽しみます。
好きになったきっかけは子供であっても、今や誰よりも鉄道好きなマニアになり、詳しく知識を持って愛情を注ぐファンとして応援する素敵な鉄道ファンが増えているのです。