「マンキンですべる」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「マンキンですべる」の意味を分かりやすく説明していきます。

気になった言葉を調べていきましょう。

「マンキンですべる」とは?意味

「マンキンですべる」とは?意味

「マンキンですべる」とは、全力でやり抜いてコケること。

とにかく精一杯やって、ドジを踏んでしまった様子をあらわします。

ちなみに「マンキンですべる」「マンキン」というのは「万金丹(まんきんたん)」のこと。

お伊勢参りのお土産として知られる、有名なお薬です。

二日酔いやお腹の不調をととのえてくれる、うれしい働きがあると言われています。

そのため名物の薬を飲んだくらい、力がみなぎっていること。

全力で仕事に取り組んで滑ってしまった状況が「マンキンですべる」となります。

お笑いの要素も含まれているので、空回りした自分にツッコミを入れたいシーンで用いていきます。

「マンキンですべる」の概要

「マンキンですべる」の概要

「マンキンですべる」「マンキン」という言葉を生み出したのは、すべらない話でもおなじみのお笑いタレントの小藪千豊さんです。

小藪千豊さんが昔から愛される万金丹の薬にかけて「マンキンで」と言ったのが、そもそものキッカケです。

マンキンには、何でも全力で取り組むこと。

お客さんのウケが悪くても、諦めずに芸を続けることという、深い意味があります。

売れないお笑い芸人に「芸人としての心得」をいったものです。

「最後まで粘り強く戦っていれば、かならず受け入れてもらえる芸ができるようになる」というメッセージが込められています。

そのため「マンキンですべる」にも、失敗してもいいじゃないかという、明るい意味があります。

七転び八起き、失敗も成功のもと。

元気のない時に読み返したい言葉です。

「マンキンですべる」の言葉の使い方や使われ方

「マンキンですべる」の言葉の使い方や使われ方

「マンキンですべる」はこのように使っていきます。

・『テストで赤点とった?マンキンですべることも、中にはあるよね』
・『今日は初ライブ。マンキンですべるを思い出し、全力で乗りきった』
・『初めてのプレゼンで緊張した。マンキンですべった』

「マンキンですべる」の類語や言いかえ

「マンキンですべる」の類語や言いかえ

「マンキンですべる」の関連語には、次の言葉もあります。

・小藪の名言
「マンキン」という言葉を生み出した小藪千豊さんは、数々の名言を生み出しているヒットメーカーです。

「イエスマンだけにはなるな」「押し引きの場面を見極めろ」「悩んだ分だけ成長する」など、お笑い以外にも通じる格言を多く残しています。

現在は吉本新喜劇の座長を務めている小藪千豊さんですが、最初から売れっ子だった訳ではなく、下積み時代も長かったようです。

人生の酸いも甘いも?み分けた小藪さんの言葉だからこそジーンと来るものがあります。

まとめ

まとめ

「マンキンですべる」とは、全力を出しきってヘマをすること。

おもにお笑い芸人の間で使われています。

もともとは小藪千豊さんが生み出した言葉です。

「全力でやるなら、失敗なんか関係ない」という熱い思いも込められています。

タイトルとURLをコピーしました