目の前に現れたり追い求めたりと色々な表現で使われる「幻影」という言葉ですが、どう読むのが正しく何を表しているのでしょうか。
今回は、「幻影」の正しい読み方と意味について解説します。
「幻影」の正しい読み方は「げんえい」と「まぼかげ」どちら
「幻影」の正しい読み方は「げんえい」と「まぼかげ」どちら
「幻影」という言葉の読み方としては「げんえい」と「まぼかげ」の2つが考えられます。
「げんえい」と「まぼかげ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「幻影」の正しい読み方は「げんえい」です。
「幻」には「幻灯」【げんとう】「夢幻」【むげん】など「げん」という読み方と、一字で「幻」【まぼろし】と読む読み方があります。
「影」は「影響」【えいきょう】「投影」【とうえい】など「えい」と読むほか、「影武者」【かげむしゃ】「人影」【ひとかげ】など「かげ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「げんえい」が「幻影」の正しい読み方です。
「幻」は「まぼろし」とは読みますが「まぼ」とは読まないので「まぼかげ」は間違った読み方です。
「幻影」の意味
「幻影」の意味
「幻影」とは、「現実には存在しないのにあたかも存在するかのように思えるもの」を指す言葉です。
実際には存在しないのにあるかのように見えたり思えたりするものや心の中にのみ描き出される姿形など、あるはずのないものが勘違いや思い込みなどにより存在するかのように思われることを表しています。
「幻影」の言葉の使い方や使われ方
「幻影」の言葉の使い方や使われ方
・『目の前に見えるオアシスは幻影だった』
・『心に亡くなった友人の幻影が浮かぶ』
・『幻影に惑わされることなく心の目で本当の敵を見抜く』
まとめ
まとめ
「幻影」は「げんえい」が正しい読み方で「まぼかげ」は間違いです。
日常会話ではあまり使いませんが文章ではそれなりに使われている表現なので言葉の読み方と意味を理解しておきましょう。