「キョロ充」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「リア充」という言葉は一般にも広まりましたが「キョロ充」とはどんな意味なのでしょうか。

今回は、「キョロ充」の意味と類似表現について解説します。

「キョロ充」とは?意味

「キョロ充」とは?意味

「キョロ充」とは、「リア充の仲間入りをしたくて周りの反応をキョロキョロとうかがいながら行動している人」を意味する言葉です。

「キョロ充」の概要

「キョロ充」の概要

リルが充実している人を意味する「リア充」はネット発のスラングながら一般層にまで知られるほど浸透した言葉です。

友達がたくさんいたりイケてるサークルに加入していたりおしゃれなお店やデートスポットを満喫していたりとキラキラした生活を送る人をリア充といいますが、そんなリア充にあこがれを抱きそうなりたいと願っている存在が「キョロ充」です。

「キョロ充」とは「キョロキョロと周囲の目や他人の反応をうかがいながらリア充のふりをしている人」を指します。

リア充に憧れ仲間入りしたいという気持ちは強いもののイケメンでもなければ自慢できるものもなく自信が持てないことからリア充を真似ている人が「キョロ充」です。

一般的には「周りの様子をうかがいながらリア充の後をついてまわる人」を指して「キョロ充」と呼んでいます。

リア充グループにかろうじて属しているものの本当の意味では仲間扱いされていないことが多く、グループからはじき出されないようしがみつくため常にキョロキョロと周りの様子をうかがいご機嫌を取るような行動をしてしまうのが「キョロ充」の特徴です。

本人にとってはリア充グループに所属していることを誇らしく思っていますが周囲は必死になって追いすがる様子をあきれ半分哀れみ半分で見ています。

誰かにすがらなければ自意識が保てない惨めさや必死になってリア充のふりをしようとするこっけいさにいたたまれなさを感じる人は多く、哀れみの意味を込めて「キョロ充」という言い方を使う人もいます。

「キョロ充」の言葉の使い方や使われ方

「キョロ充」の言葉の使い方や使われ方

・『キョロ充になるくらいなら孤立する方がマシである』
・『どの業界にもキョロ充のような存在がいる』
・『孤独に耐えられない弱い人間はキョロ充になりがちだ』
・『大学デビューに失敗するとキョロ充になりやすい』

「キョロ充」の類語や言いかえ

「キョロ充」の類語や言いかえ

・金魚のフン
「しつこくついてまわる人」を意味する言葉です。

人の後について回るだけの自主性がない人を泳ぐ金魚の後に続く長いフンに例えた表現です。

・腰巾着
「目上の人にこびへつらって付き従う人」を意味する言葉です。

「キョロ充」がグループについていく人を指すのに対し、こちらは特定の個人にとりいって付き従う人を表します。

・太鼓持ち
「お世辞やおべっかで人を気分よくさせる人」を指す言葉です。

リア充仲間にお世辞やおべっかを使って仲間に入れてもらっているタイプの「キョロ充」が該当します。

まとめ

まとめ

一人が怖い寂しがり屋の人ほど「キョロ充」になりがちです。

その立場に満足していればいいのですが、周囲の目を気にして必死になる様子には痛々しさを覚えます。

ほんとうの意味でリアルを充実されたいのならリア充の仲間に入れてもらう努力ではなく自分自身を磨いてひとりでもやっていけるだけの強さを身に着けましょう。

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