「ギラッチ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「ギラッチ」の詳しい意味や使われ方を取り上げて、分かりやすく説明していきます。

「ギラッチ」とは?意味

「ギラッチ」とは?意味

黒々とした光沢を放ち、トゲのある脚で足音もなく台所を走り回るゴキブリを「ギラッチ」と言います。

駆除してもすぐにまた増える強い生命力があるゴキブリがまな板の上を歩いていたり、テーブルの上にある食べ残しにかぶりついている姿は鳥肌が立つ人もいます。

そんな虫が壁を水平に登り、天井をもはって歩く姿はまさにギラギラした貪欲な生き物であるところが、まるで夜になると性欲がギラギラと高まる男性の欲望に似ており、女性を求めて触角を動かす人の様を「ギラッチ野郎」と表し、テレビ番組やSNSで使われるようになりました。

「ギラッチ」の概要

「ギラッチ」の概要

ロック歌手のボーカルでもあり、タレント業にも勤しむダイヤモンド☆ユカイが番組内でゴキブリのことを「ギラッチ」と言ったことが若者の間で話題となり、流行しました。

ユカイが考案したこの「ギラッチ」は、もともとゴキブリのことを指す言葉でしたが、少し変化させ、人間に当てはめて使われています。

2011年頃にユカイが本能を抑えきれなくなって女性と浮気してしまったことへの謝罪と説明するとき使い出し、若者の興味をひきつけました。

夜になると性欲が沸き溢れて、抑えられない欲望を吐き出すため深夜にその欲を満たすよう夜になると徘徊するゴキブリのごとくギラギラした欲望を吐き出したいと思う男性に当てはめて使うわけです。

50代になってもいまだに性欲が抑えきれない彼は、テレビ番組でもその気持ちを吐き出して笑いをとっています。

「ギラッチ」の使い方や使われ方

「ギラッチ」の使い方や使われ方

冗談交じりに抑えきれない欲望を言い表すとき「俺のギラッチは絶好調だ」と言ってみたり、中年になってもいまだに性欲が強いことを「ギラッチが止まらない」と楽しく変化させて言い放ちます。

性欲が高まるほど元気でやる気がある日のことを「今日はギラッチOKだぜ」と格好良くいい放ち、周囲にどれだけ前向きな意気込みがあるかを伝えるときに使うわけです。

主に、体の奥深くから湧き出る性欲をギラギラと言い表し、それを女性にぶつけるとき「俺のギラッチを受け止めてくれ」と伝えるときに使う言葉です。

「ギラッチ」を使った例文(使用例)

「ギラッチ」を使った例文(使用例)

・『若いときよりも40代になった今の方がギラッチしている』
10代、20代でも性欲はありますが、中年になってからの方が女性を求める気持ちが強くなる人は多いのです。

・『職場では仕事に集中したいが、どうも胸の大きな女子社員を見るとギラッチしてしまう』
仕事をしっかりしたいとは思いますが、色気ある女子社員の姿が気になってしまう男性社員は性欲が抑えられなくなってしまいます。

・『人よりもギラッチな私は浮気を繰り返したことが妻にバレてしまい、離婚することになる』
性欲が強い男性は欲望を抑えきれなくなって浮気してしまい、離婚されることがあるので注意が必要です。

まとめ

まとめ

男性にとって、性欲が高まるのは当然のことではありますが、あまりにも強すぎるのは欲望を抑えられない結果になってしまいます。

そのような状態のことを若者の間では「ギラッチする」と冗談を交えて言い表すことで、ちょっとした楽しい交流の仕方となるでしょう。

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