「横文字」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「横文字」の意味を分かりやすく説明していきます。

「横文字」とは?意味

日本語以外の発祥のカタカナ言葉のことを指し、さらにあまり意味が知られていない言葉を中心に指す言葉であるともいえます。

「テレビ」「タイヤ」なども横文字ではありますが「横文字が多くてわかりにくい」という言葉において指される言葉とは言えないでしょう。

知恵や情報という意味の「ナレッジ」は2022年時点では知名度の関係で横文字と言っていい立ち位置にあります。

「アブレスト」という言葉は並びという意味で、電車の椅子などに対して使いますがこれも横文字と言えるでしょう。

「ユビキタス」という言葉はいつでもどこでもインターネットができるという意味合いで使われましたが、概念は普及して言葉は普及しなかったという例で、横文字と言えます。

「横文字」の概要

知っている人は知っているけれど知らない人はおいていくという姿勢が横文字の言葉を多用するケースに見られますが、時期が進むと言葉が普及してそれほど横文字を使っている印象ではなくなるケースと普及しないケースがあります。

また、日本語で言える言葉をどれだけカタカナ言葉にするかというところにも横文字の使われ方はありますが、スポーツのルールなどでも使われる言葉、ゲームやアニメなどで使われる単語、中学までに覚える英語は含まれないと言えます。

また、パソコンやスマートフォンの操作は横文字が多くなりますが、日本語で説明しづらい部分があるとも言え、この点に関しては今後解消できるとは言い難いでしょう。

コモディティという言葉も均質化という意味で横文字と言えるのですが、英語ではあるというところもポイントで、ビジネスで使われる横文字に関しては基本は英語となっています。

「ニュース」など既に一般的に使われている横文字を「ナーハリヒト」(ドイツ語)とするような使い方は2022年時点では見られず、一定の検索は可能となっています。

なお、1960年代の自動車の広告では室内を「ルーム」と表記するなど現在とはカタカナの使い方が異なっており、なおかつ現在よりもカタカナが多いケースも見られたため、時代による変化が横文字にあるといえます。

「横文字」の言葉の使い方や使われ方

「いかにも横文字をたくさん使いそうな社長のインタビュー記事を読んだ」「説明書が横文字ばかりでわかりにくい」

「横文字」の類語や言いかえ

カタカナ言葉 聞き慣れない言葉 英語の聞き慣れない言葉などが類語として挙げられます。

「見慣れない漢字」では横文字の類語にはなりえません。

まとめ

横文字は聞き慣れない、見慣れないカタカナ言葉を多用することと言え、経済系のインタビューなどが代表的な使用の場ということができます。

時代が進むに連れてそれほど違和感がない、初めて聞く言葉ではなくなっていくということもありますが、そこに取り残される言葉も存在しています。