「タガメ女」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「タガメ女」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「タガメ女」とは?

「タガメ女」とは?

日本の田園には、多くの虫や爬虫類が多く生息しています。

なかでも蛙が多く生息しており、その血を吸って生きるのがタガメですが、田んぼが少なくなり、そこに住む生き物までも数を減らしているのです。

そんななか、たくましく生きるタガメは女性に姿を変えて、蛙男と呼ばれる(真面目でお金がある者)に寄生して金品を搾取します。

このような無抵抗の蛙男から搾取する女性は、結婚して主婦となったことで家庭に閉じ込められて孤独と寂しさ、閉塞感によって夫に優しくなれず、金づる的な者にしか見えなくなっていくことが夫も妻も一緒に不幸になっていく原因となるのです。

「タガメ女」の概要

「タガメ女」の概要

結婚したら専業主婦になるのが当たり前、女性は家事手伝いでもいいという社会の奥底に眠る偏った偏見が女性たちの心を踏みにじり、愛情よりも金という考え方にしたことが「タガメ女」を生み出した要因になりました。

言葉の語源は、東洋史の研究者である深尾葉子【ふかおようこ】であり、彼女が生み出した造語でした。

タガメは肉食性であり、亀や小魚などの生き血まで吸って成長する虫であり、捕食するときは口吻【こうふん】を獲物の体に突き刺して、溶解液を出しては中身を吸う小さいながら獰猛な虫です。

そのような虫の生態から生まれた「タガメ女」「タガメのような女」からきている言葉であり、幸せになるためにはお金がそこそこ自由に使える生活であるという考え方から夫や恋人を縛りつけては給料を吸い尽くします。

「タガメ女」の使い方や使われ方

「タガメ女」の使い方や使われ方

結婚願望が強く、専業主婦になり、旦那のお金でママ友と豪快に遊んだり、買い物する女性を「あの人はタガメ女に違いない」と呼びます。

金目当てで結婚した女性は向上心がなく、やたらと見栄を張ることだけはうまい「タガメ女」と言われることが多いですが、本人はたいして気にしていません。

このような女性を見た人は、「本当にタガメ女は幸せか」と疑問を持つときも使う言葉になりますし、結局は離婚してしまう結末を送ることになった人を「タガメ女の悲惨な結末」と揶揄するときも使われています。

「タガメ女」を使った例文(使用例)

「タガメ女」を使った例文(使用例)

・『結婚してから男友達が自由に使えるお金がないと嘆くところを見ると、奥さんはタガメ女のようだ』
結婚したとたんに付き合いが悪くなった友達は、財布を握られているようだと思うわけです。

・『次から次へとブランド品ばかり買うママ友は、旦那さんの金を吸い尽くすタガメ女だ』
お金を湯水のように使ってしまうママ友にも旦那のお金を吸い尽くすタガメな人はいるもので、気が付けば離婚される人もいます。

・『タガメ女は習い事に力を注ぎ、家事には徹底的に能力を使う』
自分が習いたいと思うお稽古事は、掛け持ちするほど力を入れる一方家事は絶対におろそかにせず、一生懸命やっていると人にアピールします。

まとめ

まとめ

夫の稼ぎをあてにする「タガメ女」は、金があれば人生は幸せになるという考えを持っています。

吸い尽くせば次にいけばいいという安易な考えに、蛙男から三行半を突きつけられても平然としている女性は近年増加している現実がありますので、付き合う相手はよく見ることは重要です。

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