この記事では、「朝鮮」と「韓国」の違いを分かりやすく説明していきます。
「朝鮮」とは?
「朝鮮」とは?
「朝鮮」とは、朝鮮半島全体を表す言葉です。
その朝鮮半島は、北緯38度線によって「韓国」と「北朝鮮」に分かれていますが、その両方をまとめて表現する為に使います。
「北朝鮮」に対比して、「韓国」は「南朝鮮」とも表現されてます。
先の38度線より北側が「北朝鮮」で、南側が「韓国」(南朝鮮)となり、その38度線は、朝鮮半島における「軍事境界線」と呼ばれています。
「韓国」とは?
「韓国」とは?
「韓国」とは、先のように「南朝鮮」とも呼ばれています。
正式には「大韓民国」という国名で、「北朝鮮」は、「朝鮮民主主義人民共和国」がそれになります。
尚、日本は「韓国」の政府を、朝鮮半島における唯一の合法的な政府と判断しており、「北朝鮮」は、現在でも国として認めていません。
よって、公的には「朝鮮半島内の北朝鮮地域」と表現しています。
「朝鮮」と「韓国」の違い
「朝鮮」と「韓国」の違い
「朝鮮」と「韓国」の違いを、分かりやすく解説します。
「朝鮮」は、「北朝鮮」と「韓国」(南朝鮮)を合わせた表現になり、朝鮮半島自体のことだと考えていいでしょう。
「韓国」は、朝鮮半島を北緯38度線で分断した南側になり、日本がきちんと国として認めている存在です。
その北側は「北朝鮮」ですが、前述のように、日本はそれを国としては認めておらず、直接の渡航もできません。
ですが、立ち入ることが禁止されているという訳でもなく、国として認めている隣国の中国を経由すれば、それが可能となっています(時期などにもよります)。
ちなみに、日本が国として認めていない地域は他にもいくつかあり、「台湾」もその1つです(「中国」の一部と解釈しています)。
まとめ
まとめ
「朝鮮」と「韓国」は、このような関係になります。
「朝鮮」と使えば、「北朝鮮」と「韓国」を合わせた意味になると覚えておけばいいでしょう。