記事では、ザギンでシースーの意味を分かりやすく説明していきます。
ザギンでシースーとは?意味
ザギンでシースーとは?意味
ザギンでシースーとは、男性が女性をデートに誘うときに使う口説き文句です。
はじめはテレビ業界で使われていた言葉で、お金のある番組のプロデューサーや社長などがかわいい女性芸能人をデートに誘うときに使う言葉でした。
このザギンとシースーという言葉は逆さから読む「倒語」(とうご)です。
限られた業界や意味のわかる人に対して使う隠語のような意味でも使われます。
ザギンでシースーの概要
ザギンでシースーの概要
当時も銀座の寿司屋のメニューはどれも高く、憧れる女性は多いもの。
そのような女性心理をくすぐる誘い文句を考えたのが、テレビ業界で働く人です。
この言葉を使っていたテレビ業界はかなり羽振りがよかったため、銀座で寿司を食べてデートに誘うことが男性として価値があることでした。
どうにか好みの女性を口説き落とすためにも銀座の寿司屋に連れて行くことで気持ちを掴み、彼女にするわけです。
そんなザギンでシースーにベーターを付けると「ザギンでシースーベーター」と言うことで「食べに行こう」と楽しく誘えます。
ザギンでシースーの言葉の使い方や使われ方
ザギンでシースーの言葉の使い方や使われ方
銀座で寿司を食べようと誘うときは「ザギンでシースーしようよ」とお金のある男性が好意を持つ女性に対して使い、デートに誘います。
夜の街で働く女性が休みの日には「ザギンでシースーしてオールナイトしよう」と持ちかける常連の男性客もいました。
「チャンネーとザギンのシースーでベーターよ」と言えば「ホステスのお姉さんと銀座で寿司を食べた」と略せます。
女性はあまり使う機会は少なく、どちらかというとお金のある30代以上の男性が使います。
若い人を年配の男性が誘うときは「君、今日はザギンでシースーしないか」と会社帰りに部下を誘う場合にも使われている言葉になりました。
ザギンでシースーを使った例文(使用例)
ザギンでシースーを使った例文(使用例)
・バブル景気は若い女性芸能人をザギンでシースーに誘うテレビ業界のお偉いさんが多かった。
・女性をザギンでシースーに誘うことこそが男性として地位を築く第一歩でもある。
・何人もの若い女性を連れてザギンにシースーできる男は立派な社会人として認められた。
バブル時代は俳優や業界のお偉いさん方に銀座の寿司屋によく連れて行ってもらったという女性芸能人がいました。
そんな有名芸能人を銀座に連れて行ける男性はその後出世して、高い地位につく人も多い時代。
成功した男性芸能人が何人もの女性を連れてザギンでシースーする姿も目撃されるなど、当時の芸能界はかなり羽振りが良かったのです。
まとめ
まとめ
男性が女性をザギンにシースーするという光景は街のあちこちで見られる光景でした。
当時は坪単価が1億円もする時代だったため、高級料理を出す店ばかり。
現在でもなかなか銀座に寿司を食べに行くのは大変なものですが、女子大生がデートで行きたい場所と選ぶ銀座に、男性ならいつかは連れて行けるだけの人になれるよう努力してみましょう。