「痛くも痒くもない」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「痛くも痒くもない」の意味を分かりやすく説明していきます。

「痛くも痒くもない」とは?意味

「痛くも痒くもない」は「いたくもかゆくもない」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「肉体的・精神的に少しも苦痛を感じない」という意味で、身体をいためつけられたり、精神的に刺激を与えられても何ともないことです。

2つ目は「ものごとに全く影響がない」という意味で、そのことが実現しても、主要となるものごとには全く関係ないことです。

「痛くも痒くもない」の概要

「痛くも痒くもない」の由来は、身体で感じたことを、精神的な感覚やものごとへの影響にたとえたものです。

相手から攻撃を受けた時に、「痛み」や「かゆみ」を感じないこと、つまり「自分やメインとなるものごとに対して全く効き目がないこと」として使われています。

「痛くない」だけでは相手へのアピールとして物足りないことから、調子を合わせる為に「痒くもない」が付け加えられました。

「痛くも痒くもない」の言葉の使い方や使われ方

「痛くも痒くもない」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『契約を打ち切られたもわが社にとって痛くも痒くもない』
・『武芸の達人は素人に殴られた位では痛くも痒くもない』
・『親が金持ちなので会社を辞めても痛くも痒くもない』

まとめ

今回は「痛くも痒くもない」について紹介しました。

言葉の意味を正しく理解して、必要に応じて使いこなせる様にしましょう。