この記事では、「死蔵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「死蔵」の正しい読み方は「しぞう」と「しくら」どちら
「死蔵」の正しい読み方は「しぞう」と「しくら」どちら
「死」という漢字は訓読みでは「死(し)ぬ」と読み、音読みでは「し」と読みます。
そして、「蔵」という漢字は訓読みでは「くら」や「蔵(おさ)める」、「蔵(かく)れる」と読み、音読みでは「ぞう」や「そう」と読みます。
「死蔵」の場合、「死」と「蔵」それぞれに音読みを当て、「しぞう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「死蔵」の正しい読み方は「しぞう」になります。
「死蔵」の意味
「死蔵」の意味
「死蔵」とは、「物などを活用せずに、しまい込んでおくこと」を意味する言葉です。
「死蔵」の類義語は「金銭や物資などを使わずにしまい込んでおくこと」という意味を表す「退蔵(たいぞう)」などがあります。
「死蔵」と字面が似ている熟語の例には以下があります。
・「愛蔵(あいぞう)」・・・大切に所蔵すること。
・「秘蔵(ひぞう)」・・・人の目に触れないように大切にしまっておくこと。
「死」は「命が尽きること」や「活動が止む」、「終わる」という意味のほか、「命にかかわるような危険」や「死に物狂い」、「役に立たない」などの意味が含まれる漢字です。
そして、「蔵」は「物をしまっておく場所」や「しまっておく」、「かくす」、「かくれる」などの意味が含まれる漢字です。
「死蔵」の言葉の使い方や使われ方
「死蔵」の言葉の使い方や使われ方
・『倉庫を整理していたら、死蔵されていたブランド物の食器を見つけた』
・『父から楽器を買ってもらったが、死蔵してしまっている』
・『彼には素晴らしい才能があるのに、それを死蔵しているようなものだ』
まとめ
まとめ
・「死蔵」の正しい読み方は「しぞう」になります。
・「死蔵」とは、「物などを活用せずに、しまい込んでおくこと」を意味する言葉です。