「納得する」の敬語とは？言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「納得する」の言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「納得する」の意味

「納得する」は他の人の意見、発言、主張、行動等に理解し、同調するという意味です。

「納得する」の敬語での使い方や表現方法

「納得して頂けたでしょうか」が正しい表現方法で、目上や社外の方へ用いても良い敬語です。

相手からクレームを受けて説明した場合、この様な表現で、相手に同意を求めます。

「ご納得いただけましたか」と「ご」を先頭に付ける言い方もあります。

別の言い方をするのであれば、「ご理解いただけましたでしょうか」、先頭に「ご」付けて丁寧な表現にする際、「ご納得いただけたでしょうか」、「ご理解いただけたでしょうか」の様に、「して」は省いて使います。

メールで相手に納得してもらえる様に文章を書く際は、まず、自社の方針等、納得してもらう事柄を記載した後に、「ご理解いただけると、幸いです」と表現するのが良いでしょう。

電話の様な会話では「いただけたでしょうか」の様に相手に尋ねる表現が使えますが、メールでは、できるだけ、一回で、相手に納得してもらえる様にしたいものです。

納得できないと、何度も、メールでやり取りすることになるので、注意が必要です。

また、メールでの回答は文書のみで相手に理解してもらう必要があるので、できるだけ、丁寧に、かつ、真摯に心を込めた文章にしておくことが大事です。

ビジネス関係でのお付き合いのある方ならば、「納得」でも、相手にとって、違和感はないでしょう。

ネットショップや金融関係など、一般のお客様に対しての説明の場合、「納得」よりも、「理解」で柔らかい口調の方が良いです。

文章ならば、適度にひらがなを混ぜることも必要です。

文書で、適度にひらがなを故意に入れる理由は、文章を堅苦しくしない為の工夫だからです。

この様なケースでは上から目線に相手が感じない様にする工夫も大事です。

その工夫の仕方がA.(文章なら)適度のひらがなを加える、B.できるだけ遜った表現を用いる、C.ありがとう、ごめんなさいの感、謝罪を加える などがあります。

「納得する」の言い換えや使用例

・『納得して頂けたでしょうか』
・『ご納得いただけましたか』
・『ご理解いただけると、幸いです』
例文ではF2Fで話ができる場合とメールなどの様に、文書のみで行なう際の注意点を含め、表現例を挙げました。

ここでは、2で記載した利用法、注意点から、「納得する」の表現部分のみを抽出して、記載しております。

まとめ

相手に対して、納得して頂くことは非常に必要ですが、苦労する仕事です。

こちらから、一方的に主張するのではなく、まずは相手の言い分から真摯に聞くことから始まります。

聞き上手な人はこの様な対応が上手い人ですので、参考にするとよいでしょう。

気の使う仕事部分ではありますが、上手く活用して下さい。