この記事では、「先程」と「先刻」の違いを分かりやすく説明していきます。
「先程(さきほど)」とは?
「先程(さきほど)」とは?
「先程」とは、「少し前」や「今しがた」、「先刻(せんこく)」などを意味する言葉です。
「先程」の対義語には「少し後」や「少し時間が経った頃」などの意味を表す「後程(のちほど)」があります。
「先程」の使い方
「先程」の使い方
「先程」は名詞として使われています。
「先刻(せんこく)」とは?
「先刻(せんこく)」とは?
「先刻」とは、「さっき」や「先程」、「すでに」や「とうに」などを意味する言葉です。
「先刻」の類義語には同じく「すでに」などの意味を表す「とっくに」や「とうの昔に」などがあります。
「先刻」の対義語には「後程」や「しばらく時間が経った後」などの意味を表す「後刻(ごこく)」があります。
「先刻」の使い方
「先刻」の使い方
「先刻」は名詞として使われています。
「先程」と「先刻」の違い
「先程」と「先刻」の違い
「先程」と「先刻」はいずれも「さっき」や「少し前」などの意味を含める言葉になります。
したがって、2語は類義語の関係に当たると言えます。
「先程」の例文
「先程」の例文
・『先程、母親宛てに電話がありました』
・『先程、話に出た人物は私の学生時代の恩師に当たります』
・『先程は失礼な態度をとってしまい、申し訳ありませんでした』
・『運行停止していた電車が先程から運行を再開したようだ』
「先刻」の例文
「先刻」の例文
・『先刻から次第に雨が強くなってきた』
・『先刻、昼飯を食べたばかりなので、まだお腹空いていない』
・『先刻、政府要人による重要発言が報道された』
・『このような事態になるのは先刻承知の上だ』
まとめ
まとめ
・「先程」とは、「少し前」や「今しがた」、「先刻(せんこく)」などを意味する言葉です。
・「先刻」とは、「さっき」や「先程」、「すでに」や「とうに」などを意味する言葉です。
・「先程」と「先刻」はいずれも「さっき」や「少し前」などの意味を含める言葉であるため、2語は類義語の関係に当たると言えます。