この記事では、「榴」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「榴」の読み方
「榴」の読み方
「榴」という漢字は訓読みでは「ざくろ」と読み、音読みでは「リュウ」と読みます。
「榴」の意味や解説
「榴」の意味や解説
「榴」は「ザクロ」という意味を表す漢字です。
「ザクロ」はミソハギ科ザクロ属に分類される植物、及びその植物に実る果実のことです。
一般的に「柘榴」や「石榴」、「若榴」と漢字で表記されます。
「ザクロ」は最も古くから栽培された果樹の一種であり、原産地はトルコやイランからヒマラヤ山地に至る西南アジア説と、南ヨーロッパとする説、北アフリカとする説が挙げられているようです。
現在では、中東やトルコをはじめ世界各国で栽培されており、人類にとってとても馴染み深い存在です。
「ザクロ」という名前の由来には以下の説が挙げられています。
・中国語名における「石榴」や「安石榴」の音読み「ジャクル」や「セキリュウ」に因む説。
・「若榴」の中国語読み“zak-lau”に因む説。
・ザクロス山脈現地の発音に近い「石榴」の字で音訳したとする説。
「榴」の熟語での使い方や使われ方
「榴」の熟語での使い方や使われ方
・『柘榴石:ざくろいし=ケイ酸塩鉱物』
・『榴輝岩:りゅうきがん=ほぼ柘榴石と輝石から成る変成岩のことであり、エクロジャイトとも呼ばれる』
・『榴散弾:りゅうさんだん=破裂すると中に詰められた散弾が飛び散る砲弾』
・『榴弾:りゅうだん=外殻の中に大量の炸薬を詰め込んだ砲弾』
・『榴弾砲:りゅうだんほう=榴弾を湾曲した弾道で発射し、遮蔽物を越えてターゲットを砲撃できる曲射砲の一種』
まとめ
まとめ
「榴」は訓読みでは「ざくろ」、音読みでは「リュウ」と読む漢字です。
そして、「榴」は「ザクロ」という意味を表す漢字になります。