木へんに盾で「楯」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、「楯」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「楯」の読み方

「楯」の読み方

「楯」という漢字は訓読みでは「たて」と読み、音読みでは「じゅん」と読みます。

「楯」の意味や解説

「楯」の意味や解説

「楯」という漢字には「盾」「手すり」「欄干」という意味が含まれています。

「盾」(=シールド)は斬撃や打撃、射撃などの攻撃を防ぎ、身を守るための防具のことです。

「盾」には鉄製のものや革製のもの、木製のものがあり、「楯」の漢字を用いる場合は主に「木製の盾」のことを指すのです。

「盾」は時代や各国、文明、王朝などによって様々なスタイルのものがあります。

バイキングたちは敵の刃を食い込ませて、身動きを封じる目的で木製の盾を使っていたと云われています。

また、古代ローマでは四角形や楕円形の大型盾「スクトゥム」が、スパルタ軍では円形をかたどった「円盾(まるたて)」が陣形による戦法に利用されています。

中世のヨーロッパでは、「盾」は防具であると共に騎士の象徴としての意味も持つようなりました。

一方、日本だと中世期に手に持つタイプではなく、地面に立てかけて利用するタイプの「盾」が戦闘に利用されています。

現代では、「盾」が戦場で使用されるケースはほとんど無くなりましたが、暴動鎮圧用の装備として警察や軍隊が「ライオットシールド」と呼ばれるジュラルミン製、ポリカーボネート製の「盾」を使用しています。

「楯」の熟語での使い方や使われ方

「楯」の熟語での使い方や使われ方

・『矛楯:むじゅん=2つの事柄の辻褄が合っていないという意味の故事成語』

まとめ

まとめ

「楯」は訓読みでは「たて」と読み、音読みでは「じゅん」と読む漢字です。

「楯」という漢字には「盾」「手すり」「欄干」という意味が含まれています。

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