この記事では、「ノージョブズ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ノージョブズ」とは?意味
「ノージョブズ」とは?意味
Appleの創設者であるスティーブ・ジョブズと、ノージョブ(No Job)をかけ合わせた言葉で無職という意味です。
スティーブ・ジョブズに反対するという意味はありません。
字として無職が短い、ニート、自宅警備員など他の無職状態を表す言葉も多数あるというあたりで、2022年時点においてはそう多くは使われてはいない言葉ではあります。
スティーブ・ジョブズがなくなった際に当時2ちゃんねるで立ったスレッド「ジョブズ死んだけどノージョブズのお前らはいつ死ぬの?」が発祥とされており、2011年10月6日のスレッドのようです。
それ以降から爆発的に使われていたわけではなく、Twitter上でもスラング紹介BOTのような使われ方が多く会話として使われるケースが少なくはあります。
「ノージョブズ」の概要
「ノージョブズ」の概要
直訳的に無職という意味で使い、もともとの掲示板タイトルでは無職を揶揄する揶揄の要素もあるのですが、無職を表す他の言葉がいくつかあるということと、スティーブ・ジョブズを引っ掛けて使うのが難しいという部分が言葉としては使いにくい部分ではあります。
自嘲的に「ノージョブズになった」という言い方と「無職になった」では全く意味は同じですが、後者のほうが広く通用する言葉ではあります。
完全失業率は2011年よりは2021年のほうが数値が低くはなっていますが、震災を背景とした失業の多かった時期であり、現在はコロナでの失業もあるためこれをノージョブズという言葉が普及していない理由にするのは苦しい部分があるとは言えます。
掲示板などで見られる無職いじりの一環であったということは確かでしょう。
「ノージョブズ」の言葉の使い方や使われ方
「ノージョブズ」の言葉の使い方や使われ方
「3月いっぱいでノージョブズになってしまうのでハローワークにも通い、転職エージェントの協力も仰いでいる」
「ノージョブズなので暇でしょうがない」
「ノージョブズなので毎日店に並ぶことが出来る」などが挙げられ、状況としての使い方が多くなります。
「ノージョブズにならないようにしろよ」と言う間柄というのはかなり親しいとは言えるでしょう。
「ノージョブズ」の類語や言いかえ
「ノージョブズ」の類語や言いかえ
無職、仕事をしていない人、プータロー、(34歳まで)ニートなどが挙げられます。
ノージョブズはこの中のどれより文字数がある点が特徴ではあります。
まとめ
まとめ
ノージョブズは仕事がないという意味で、無職いじりの一環として2011年10月頃から使われてはいますが、爆発的に普及した言葉ではなく、2022年現在でもほそぼそとは使われていますが、今後一気に使われるようになるようなターニングポイントはないものと考えられます。
無職、ニートなどの言葉があるという背景もあります。
今後も何らかの無職を意味するスラングが生まれる可能性はあり、それが繰り返された場合にノージョブズが目立った位置にいるかは微妙です。