木へんに通で「樋」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、木へんに通で「樋」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに通で「樋」の読み方

木へんに通で「樋」の読み方

「樋」という漢字の音読みは「トウ」で、訓読みは「ひ・とい」になります。

「樋」「トウ」という音読みで読む日本語の熟語はほとんどありません。

「樋」「とい」「ひ」という訓読みで読むだけでも、意味を持つ独立した名詞になります。

「樋」「雨樋(あまどい)・軒樋(のきとい)・懸樋(かけひ)」などの熟語において、「とい・ひ」という訓読みをすることができるのです。

「樋」の漢字の意味や解説

「樋」の漢字の意味や解説

「樋」という漢字の意味は、「建物を雨から守るため、屋根に降り注ぐ雨水を集めて地面に流すためのパイプ(管)・溝などの物理的な仕組み」になります。

「樋」の原義は、「現在では特定できない木の名前」です。

また、「竹や木材などで作成した水を排水するための仕掛け」の意味を持っています。

「樋」の熟語や地名・名前での使われ方

「樋」の熟語や地名・名前での使われ方

・『雨樋』【あまどい】
「雨水を集めて、建物(屋根)から排水するための管・溝などの装置」を意味して使われている熟語です。

・『懸樋』【かけひ】
「地上に竹材などを掛け渡して水を排水するための仕掛け」を指して使われている言葉です。

・『樋口』【ひぐち】
「樋を含む名字・地名」として使われています。

「福岡県遠賀郡・茨城県筑西市・山口県周南市など各地に見られる地名」になっています。

・『樋川』【ひかわ・といかわ】
「樋を含む名字」として使用されています。

・『樋田』【といだ・ひだ】
「大分県宇佐市や宮城県加美郡加美町などに実際に存在する地名」として使われています。

・『樋之口町』【ひのくちちょう】
「京都府京都市上京区や大阪府大阪市北区などに実際にある地名」として使われています。

まとめ

まとめ

この記事では、木へんに通と書く「樋」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「樋」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。

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